Angelo 狂騒の光景が広がったツアーファイナル
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Angelo
Angeloが1月5、6日にマイナビBLITZ赤坂で2018年の初ライブを行なった。昨年11月からスタートしたツアー『REVERSAL OF HETERODOXY』の追加公演であり、ツアーファイナルとなった2デイズの2日目、1月6日のオフィシャルレポートをお届けする。
このツアーは、去年9月に発表したアルバム『HETERODOX』を軸にしたもので、ツアー序盤からアルバムの世界をリアルに映し出すように、アルバムの収録曲順どおりに全曲を披露してきたAngelo。1月6日のライブでも、その成果もツアーでの進化も詰め込みながら、アルバムの曲順どおりに突き進む。とてつもなく高いバンド感と共に放つバンド・サウンドは、タイトに引き締まりながらも、強靭なラウドさも兼ね備えている。それと同時に、遠慮なく刺激的なフレーズや音を入れ込むKaryu、ギル、KOHTA、TAKEOの楽器陣。そのアンサンブルはアルバムの再現という範疇を超えたもの。熱量の高さも凄まじい。そのサウンドを全身で浴びながら歌うキリトは、トランス状態と思わせるほどの入り込みっぷり。狂人のような表情を見せることもあれば、優しい歌声で包み込むこともある。こうしてアルバムの各曲をより高みへと導いていった。
Angelo
中盤過ぎからは、『HETERODOX』以前に発表してきた楽曲の数々を叩きつけていく。ファイナル公演というのもあってか、いつにも増して激しい。それに喰らいつき、表情を輝かせていくばかりのファン。それを目にして、さらにエネルギーを放出するステージ上の5人。2018年の幕開けからAngeloらしい狂騒の光景を作り出していった。
「今日はツアー・ファイナルというより、新しい始まりという感覚でやっていました」。
アンコールのラスト・ナンバー「Script error」を歌い終えて、そう語ったのはキリト。
Angeloにとって次なるライブは、キリトの誕生日でもある2月24日、TOKYO DOME CITY HALLでの『THE CYCLE OF REBIRTH』。新たな幕開けの次なる展開に期待は高まるばかりだ。
2018.1.6 マイナビBLITZ赤坂
01. SINGULAR
02. STRING
03. HETERODOX
04. ORIGIN OF SPECIES「ALPHA」
05. evil
06. Scheme
07. 胎動
08. Resolve
09. 際限ない渇き
10. RESISTANT BACTERIA
11. PANDEMIC
12. White fury
13. DAY OF THE END
14. RETINA
15. THE CROCK OF ULTIMATE
16. PERFECT PLAN
17. 狂人
18. FIELD OF GOD
<ENCORE>
19. Voice of the cradle
20. 嗤う月
21. RESULT
22. Daybreakers
23. PLOSIVE
24. Script error