「バブリーダンス」登美丘高校ダンス部がゴールデングローブ賞受賞「This Is Me」を踊る　1ヶ月の特訓を経て完成した映像が解禁に

大阪府立登美丘高校ダンス部が、2月16日公開の映画『グレイテスト・ショーマン』のPR大使に選ばれた。あわせて、同ダンス部が約一か月の特訓を経て完成したというPR映像が解禁されている。

『グレイテスト・ショーマン』は、『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたヒュー・ジャックマンが主人公を演じ、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主題歌賞を受賞したベンジ・パセックとジャスティン・ポールが音楽を手がけるミュージカル映画。19世紀に実在した興行師・フィニアス・テイラー・バーナムの半生を描いた作品だ。

同作のPR大使に就任した登美丘高校ダンス部は、2017年9月にYouTubeで公開したダンス動画「バブリーダンス」が話題となったチーム。動画は1月15日までに再生回数38,73万9,117回を記録し、YouTubeのトップトレンド動画にも選ばれ、同年の日本レコード大賞で荻野目洋子と、紅白歌合戦では郷ひろみと共演を果たしている。

登美丘高校ダンス部の生徒72名が年末年始をはさんで取り組み、約1ヶ月の特訓を経て完成したのが、『グレイテスト・ショーマン』の主題歌「This Is Me」のプロモーションビデオだ。同曲はアメリカ時間1月7日に行われた第75回ゴールデングローブ賞で主題歌賞を獲得。『グレイテスト・ショーマン』の日本での本格プロモ―ションを担う第一弾の映像となる。

登美丘高校ダンス部は、『グレイテスト・ショーマン』と「This Is Me」のメッセージに共感し、配給の20世紀フォックス映画のオファーを快諾。ダンス部をコーチとして率いるakaneさんは「ハリウッド映画のPR大使に選ばれたことは驚きでしかなかった。自分たちの頑張る姿が映画と重なるという説明を受け、ちゃんと自分たちのことを見てくれているということも嬉しかった。生徒たちも自分たちが踊る曲のThis Is Meを聞いて、嬉しすぎたのか、ほとんどの子が泣いていました」と振り返っている。

 

PR映像は、登美丘高校が冬休み中の1月6日に撮影。隣県・和歌山の市立和歌山高校を借り、72名のダンス部員とスタッフが集結した。ダンス部は早朝6時30分に全員が現場入り。移動車やドローンも駆使した12時間に及ぶ撮影は、渡り廊下、教室、屋上、グランド、体育館と校内をくまなく使って行われたという。

撮影についてakaneさんは「これまでは“面白い”パフォーマンスをやってきましたが、今回は登美丘高校ダンス部として新たなテイストのダンスになりました。主役を演じた生徒の表情がだんだん明るくなっていくところに注目してください。それは彼女の力だけでなく、周りの生徒たちの協力もあってそうなりました。本気の大人の撮影スタッフの皆さんに力を引き出してもらい、感謝しています。良い経験をさせていただきました」と語っている。

映画『グレイテスト・ショーマン』は2月16日（金）全国ロードショー。