きゃわふるTORNADO の“武道館までの道のり” #43

2018.1.19
コラム
音楽

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アイドルは山を登らなくてはならない‼」

お久しぶりです。石川野乃花です。

いきなり何を言い出すんだ!?という感じですね。

たびたび”アイドルとは?”というテーマでこのコラムも書き綴ってきましたが、きゃわふるTORNADOの活動がスタートして11ヶ月。

アイドルは山を登らなくてはならない‼」ということに辿り着きました!

 

2018年2月11日(日)

きゃわふるTORNADO 1st Anniversary ONE-MAN LIVE〜2190″FUN”tasy〜

 

きゃわふるTORNADOにとって2回目となるワンマンライブ。

2017年2月11日にデビューした私達。

ちょうど1年を迎える日。

残すところ1ヶ月を切りました。

 

“ここからが本当の勝負だ!”という時に、石川野乃花はインフルエンザになってしまいました。情けない…

 

私のインフルエンザが理由で、先週末のLIVEを3つ出演キャンセルの事態に。

アイドル現場では、体調不良の為に出演メンバーが欠けているという事はあまり珍しくありません。

しかし、きゃわふるTORNADOは6人できゃわふるTORNADO。

6人で作り上げるステージを見てもらわないと意味が無い。

ステージにはよほどの理由がない限り、6人で立つと決めています。

 

ライブを楽しみにしてくださっていたファンの皆様、オファーを下さった主催者、関係者の皆様にご迷惑とご心配をお掛けしてしまいました。

本当にすみません。

 

そして、この日に向けてリハーサルを重ねていたメンバーにも本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

勝負の時に…ごめん、みんな。

 

熱が40度まで上がり続ける中見る夢は、なぜか全てきゃわふるTORNADOの夢でした。

目が覚めるとみんなに会いたくて、でも会えなくて。

みんなが頑張る中何も出来ないもどかしさ、ため息と悔し涙しか出ませんでした。

 

ふと山登りの時の映像が見たくなり、見返してみたんです。

そして「アイドルは山を登らなくてはならない‼」に繋がります(笑)。

今回は、きゃわふるTORNADOの山登りの話にお付き合いください。

 

月日は少し遡り2017年11月5日。

私達は、ワンマンライブの成功の為に、あるプロジェクトに挑戦することにしました。

 

〜2190”FUN”tasyプロジェクト〜

〜プロジェクト① 2,190枚のクリアファイルを配布〜

〜プロジェクト② 2,190社の会社にお便りを送る〜

〜プロジェクト③ 2,190枚のポスターを店舗に配布〜

〜プロジェクト④ 期間限定 Twitter個人アカウント復活、フォロワー2,190人を目指してがんばる〜

 

デビューからちょうど1年で迎える今度のワンマンライブ。

“2190”という数字は、私達メンバー6人の365日の軌跡。

 

長野県にある「恵那山」

ここの標高はなんと2191m!

2190mドンピシャではなかったのですが、この山に登り、プロジェクトの宣言をすることにしました。

そしてこの登山で起こった出来事が、今の私達6人の現在の状況と少しリンクしている気がするのです。

 

今回私達が立つワンマンライブの会場は”TSUTAYA O-WEST”

キャパ500人の会場。

 

昨年8月11日に開催された1st ワンマンライブは渋谷DESEO。

キャパ200人の会場。

 

並大抵の努力じゃ届かない山。

 

このワンマンライブのことを発表した時は、「絶対ソールドアウト出来る!よっしゃー!!がんばるぞー!」とやる気と自信に満ち溢れていました。

こんなに険しい山だったとはつゆ知らず。

 

登山の時も一緒でした。

「難易度Lv 56上級者」って書いてあるにもかかわらず、平坦な道を約2時間「余裕じゃーーーん」って笑いながら登り続け、結果ぼう然とする事に(笑)
 

そう!登る山を間違えたんです。私達は!

 

そのことに気付いてから、すぐに下山してリベンジを決断。

この時のちょっとしたすれ違いで、グループの気持ちが2つに別れてしまいます。

1人1人が必死に成長している途中で、周りにみんなが見えなくなると、不安になって立ち止まってしまうのかもしれません。

 

〜2190”FUN”tasyプロジェクト〜

残り1ヶ月を切って達成しているのは、6人で力を合わせて配った①のクリアファイルのみ。

 

6人一緒だとやり遂げることが出来る。

私達の今後の課題は1人1人の自信。

離れていても大丈夫だという信頼関係。

そして自立なのかもしれません

 

でもね、この6人、恵那山の時も巻き返しは凄かった

“絆”ってこの感覚を言葉にしたんだろうなと感じたくらい。

 

道を間違えて下山からの喧嘩。

何とか喧嘩を終え(笑)リベンジ。

 

私達の目の前に立ちはだかる恵那山は凄まじい崖道。

それはそうですよね、難易度Lv 56上級者の山ですから。

だけど、登るのやめるというメンバーは誰一人いませんでした。

1か月前にしてインフルエンザで出演LIVEがキャンセル。

スケジュールも全てぐちゃぐちゃになって、そんななか、プロジェクトの中間発表がありました。

 

ソールドアウトを目指していたは残り249枚。

 

この発表の時、私はメンバーの近くにいることが出来なったので、どんな空気だったのかわかりません。

でも、なんとなく分かります。皆同じかなって。

 

「今やらないと!」

 

6人はまだもソールドアウトするつもりでいます!

プロジェクトも巻き返そうと、今出来ることを探して街に繰り出しています。

 

中間発表まで6人が何もしていなかったわけではありません。

でも足りなかった

悔しいほどに、自分達が弱かった。

 

でも自分たちを知ることが出来た。

そして、もっと超えていきたいと思うようになった。

 

これも”山”が教えてくれたこと。

 

恵那山の山登りは、頂上までたどり着くことはできませんでした。

でも、それ以上の達成感と絆が生まれたことは確かで、悔しかったけど、恵那山が教えてくれたこといっぱいありました。

 

どんな険しい山道でも、どんなに喧嘩をしたとしても、6人は自然といつの間にか手を取り合って前に進んでいました。

超えられない山を登ろうとすることは無謀なんかじゃなくて、必要なこと。

いつもその山を私たちに与えてくれるきゃわふるスタッフには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

でも、成し遂げないと意味が無い!

まだ達成していないプロジェクトとTSUTAYA O-WESTという2つの山!

 

恵那山の時も知らず知らずのうちに登った2つの山、今回も両方登ってやる!

ここからは私達次第。

 

2,190枚のクリアファイルは、手の届く人たちにきゃわふるTORNADOを知ってもらって、定期公演を見てもらう為に。

2,190社の会社に送るお便りは、たくさんの企業の人にきゃわふるTORNADOの事を知ってもらう為に。

2,190枚のポスターは、たくさんのお店、来店するお客さんにきゃわふるTORNADOのことを知ってもらう為に。

期間限定 Twitter個人アカウント復活は、ファンの皆さんに、そしてきゃわふるTORNADOに出会ってくださった皆さんに感謝の気持ちを伝えるため。

そして、SNSの中でもきゃわふるTORNADOのことを知ってもらうため。

 

出来ることを最後までやるだけやってみる

登れるところまで登ってみる

 

こうやって私達きゃわふるTORNADOは”アイドル”という山登りを続けるんだと思います。

最終結果は2月11日

このワンマンライブが成功するかしないか

それが全て。

 

大成功!

そのコラムをかけることを願い、明日も山を登ります。

 

人生は山登り。

 
イベント情報
きゃわふるTORNADO 1st Anniversary ONE-MAN LIVE TORNADO 02 〜2190"FUN"tasy〜

 日時:2018年2月11日(日)16:00 Open / 17:00 Start
 会場:TSUTAYA O-WEST

   http://eplus.jp/cawaful/