SUGIZO完全復活でツアー開幕、いまのLUNA SEAが注ぐ愛を全身で感じられた初日公演レポート

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2018.2.6
LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

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LUNA SEA LIVE TOUR 2018 The LUV -World left behind-
2018.2.3(SAT)カルッツかわさき

今回は嵐でもなく、雪でもなく、メンバーであるSUGIZO(Gt/Violin)のインフルエンザ発症というバンド初のアクシデントに見舞われ、全国ツアー『LUNA SEA LIVE TOUR 2018 The LUV—World left behind—』の初日に予定していた松戸・森のホール21の2公演を中止(5月23、24日に振替公演)せざるをえなくなってしまったLUNA SEA。彼らが、SUGIZOの完全復活を受け、待望の全国ツアーを無事スタートさせた。

事実上、今回のツアー“初日”となった2月3日、神奈川・カルッツかわさき。まず、本ツアーは昨年12月20日にリリースした4年ぶり、9枚目となるオリジナルアルバム『LUV』を引っさげて行なうツアーであり、LUNA SEAにとっては約3年ぶりのホールツアーとなっている。なかでも、このカルッツかわさきは昨年できたばかりの真新しい会場なので、LUNA SEAにとっても初めて訪れる場所となる。2000人クラスのキャパなので、場内に足を踏み入れると、まずそのステージと客席の近さに驚愕。こんな至近距離でLUNA SEAを観れるというだけで、否が応でもテンションが上がる。満員の客席。場内には自然とクラップが沸き起こる。開演前からどんどん温度が上昇していく場内。真冬だというのに、ツアー初日、さらにはSUGIZO完全復活のステージということもあって、客席はうっすら汗をかくほどの熱気がすでにみなぎっている。

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

5人が薄暗い舞台に次々と歩いてきた瞬間、オーディエンスが割れんばかりの歓声を上げ、大拍手で彼らを迎え入れる。そうして幕を開けたこの日のライブ。今回のライブレポートは彼らがまだツアーの最中であることを考え、演奏曲目や演出の詳細に触れることは控える。SUGIZOのインフルエンザでリハの時間は十分にはきっととれていないはず。にもかかわらず、彼らのパフォーマンスはほぼ出来上がっていた。LUNA SEAの個々のプレイヤーとしてのプライド、ここぞというときにきっちりキメてくる様を目の当たりにすると、LUNA SEAは文句なくカッコいい。1本のライブとしての構成もすごかった。過去の人気曲やライブアンセムも多数プレイされるが、そのなかで要となってくるのは当然、最新アルバム『LUV』の楽曲となる。

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

『LUV』については「賛否両論、上等!」とSUGIZOが語るほど、珍しいほどポップでブライトな楽曲を多数収録した作品となった。だから、今回のツアーも明るいものになると思われそうだが、実際はそうではなかった。『LUV』が明るいムードに見えるのは、実はその根底には壊れそうな愛や傷ついた愛を内包しているからなんだということを、彼らは音で説得力をもって体現していく。そんな部分をちゃんと持ち合わせたライブだったのだ。ここでは特に、『LUV』の「闇火」が猛威を振るう。この曲が始まってから終わるまでのカタルシスは鳥肌もので、RYUICHI(Vo)の歌にゾクゾクが止まらなかった。曲が終わったあと、客席も聴き惚れているのが伝わってきた。また、この前後の曲の配置、そこに置かれた人気ナンバーに意識的に施されただろうニューアレンジがまた絶妙で。ただの愛じゃない。痛みや傷、闇やせつなさまでをもすべて抱きしめて大きな愛で包み込んでいって、多幸感へと誘う。そんな、いまのLUNA SEAが注ぐ愛を全身で感じられるライブになっていたのだ。

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

また今回のツアーは、舞台と観客席の距離の近さを活かして、親密でフレンドリーなお互いの愛溢れる空気を感じるステージになっているところも特筆すべきところだろう。この日は、ツアー初日でSUGIZO復活一発目ということもあって、お互いの愛が爆発!! RYUICHIが「いつもよりもちょっとはみ出していこう!」と独特の煽りを入れると、SUGIZO、さらにはINORANまでが客席へどんどん近づいていき、至近距離で触れ合いながらパフォーマンスして客席をなんども湧かせていた。2人が客席へと突進していくたびに、J(Ba)がバランスをとって、舞台上でポジション移動を繰り返していたのも素敵だった。

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

アンコールに用意されていたメンバー紹介では、メンバー間の愛が炸裂。最初にRYUICHIに名前を呼ばれた真矢(Dr)から順に、息の合った小ネタの連係プレイで、ファンを大いに楽しませる一幕も。そして最後に紹介されたSUGIZOからは、中止振替となった松戸公演に対して「みんな、本当にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉が伝えられ、それを受けてRYUICHIが、その振替公演が土、日ではなかったことをお詫びをしながらも「でも、今回のことが一番悔しかったのはSUGIちゃんだと思う」といってSUGIZOをいたわった。その言葉に対して「アラフィフで高熱はキツイね。肌はヒリヒリ、関節は痛いし」といって観客を笑わせながらも、SUGIZOがRYUICHIの言葉に照れていた姿に心がほっこりした。

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

そしてアンコールが再開するとライブもクライマックスへ。ステージ上ではメンバー同士のアイコンタクトでポジションチェンンジが繰り広げられていく。そんなメンバーの細かな仕草や表情が肉眼で見えるのも、今回のホールツアーの特権だろう。こうしてライブを通してメンバー、さらにはお客さんもいろいろな愛を感じとり、最後はメンバー5人、そしてお客さん全員で手を繋いで思いを一つにした。この日みんなでつながって生まれた大きな愛に包まれながら。

「新しいLUNA SEAが届けられたんじゃないかな」とRYUICHIが伝えたツアー初日。アルバム『LUV』に込められた真意を、この先のツアー各地で確認して欲しいと思う。

こうして、全国のファンに『LUV』を届けたあとは、6月23日、24日に千葉・幕張メッセにてLUNA SEA主催の狂乱のロックフェス『LUNATIC FEST.2018』を開催する。

取材・文=東條祥恵 撮影=KEIKO TANABE
 

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE

LUNA SEA 2018.2.3(SAT)カルッツかわさき 撮影=KEIKO TANABE


 

 

ライブ情報
LUNA SEA LIVE TOUR 2018 
The LUV -World left behind-

※終了公演は割愛
2月10日(土) [愛知] 名古屋国際会議場センチュリーホール 17:00/18:00 (問)サンデーフォークプロモーション:052-320-9100
2月11日(日) [愛知] 名古屋国際会議場センチュリーホール 15:00/16:00 (問)サンデーフォークプロモーション:052-320-9100
2月24日(土) [宮城] 仙台サンプラザホール 17:00/18:00 (問)キョードー東北:022-217-7788
2月25日(日) [宮城] 仙台サンプラザホール 15:00/16:00 (問)キョードー東北:022-217-7788
3月3日(土) [石川] 本多の森ホール 17:00/18:00 (問)FOB金沢:076-232-2424
3月4日(日) [石川] 本多の森ホール 15:00/16:00 (問)FOB金沢:076-232-2424
3月10日(土) [茨城] 茨城県立県民文化センター 17:00/18:00 (問)キョードー東京:0570-550-799
3月11日(日) [茨城] 茨城県立県民文化センター 15:00/16:00 (問)キョードー東京:0570-550-799
3月17日(土) [広島] 上野学園ホール 17:00/18:00 (問)HIGHERSELF:082-545-0082
3月18日(日) [広島] 上野学園ホール 15:00/16:00 (問)HIGHERSELF:082-545-0082
3月24日(土) [大阪] フェスティバルホール 17:00/18:00 (問)キョードーインフォメーション:0570-200-888
3月25日(日) [大阪] フェスティバルホール 15:00/16:00 (問)キョードーインフォメーション:0570-200-888
3月31日(土) [福岡] 福岡サンパレス 17:00/18:00 (問)キョードー西日本:092-714-0159
4月1日(日) [福岡] 福岡サンパレス 15:00/16:00 (問)キョードー西日本:092-714-0159
5月23日(水) [千葉] 松戸・森のホール21 17:30/18:30 (問)キョードー東京:0570-550-799 [1/27振替公演]
5月24日(木) [千葉] 松戸・森のホール21 17:30/18:30 (問)キョードー東京:0570-550-799 [1/28振替公演]

LUNATIC FEST. 2018
2018年6月23日(土)、24日(日)
幕張メッセ
出演(両日):LUNA SEA / LUNACY(Opening Act) and more...
OPEN 9:30 / START 11:00 / END 20:00(予定) ※両日共通
各プレイガイドチケット一般発売:6/2(土) AM 10:00~
一般チケット料金:1day/¥15,000(税込・ドリンク代別途¥500)
【LUNATIC FEST.特設サイト:lunaticfest.com】
※FCチケット先行受付中!
【SLAVE限定VIPシート】 1day/¥50,000(税込)
■VIPシート特典内容
・全席指定のVIP特別シートを各自にご用意
・開演中、自由にご利用頂けるVIP専用ラウンジをご用意
※フリーソフトドリンク付(アルコール類は有料)
※アーティストケータリングと同内容のお食事付(昼・夕2食)
・VIP専用トイレ・クロークをご用意
・VIP専用グッズ販売レーンをご用意
・スペシャルプレゼント付(非売品) ※ラミネートパス、パンフレット他
 
VIPシート受付期間:1月17日(水)12:00~2月13日(火)18:00
※以下までにSLAVE WEB入会の方は申込受付可能です。
■WEB入会(クレジット・コンビニ決済):2018年2月11日(日)23:59まで(決済完了) 
VIPシートの申込、入会方法はコチラ www.lunasea-slave.jp/

 

リリース情報
アルバム『LUV』
発売中
■初回限定盤
最新MUSIC VIDEO 2曲とメイキング映像を収録したDVD付属の初回限定盤!
【価格】¥3,980(税別) 【品番】UPCH-7373
※スペシャルスリーブケース仕様
※(CD) 9th ALBUM 「LUV」
※(DVD) 「Limit」MUSIC VIDEO+「Hold You Down」MUSIC VIDEO&メイキング映像
■通常盤
オリジナルアルバムのみ収録の通常盤
【価格】¥3,000(税別) 【品番】UPCH-2144
※(CD) 9th ALBUM 「LUV」
各収録曲など詳細はこちら!
アルバム「LUV」特設サイト:http://sp.universal-music.co.jp/lunasea/luv/
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