THE ALFEE、結成45周年にして初の声優に挑戦 映画『ヴァレリアン』宇宙人役に高見沢俊彦「これじゃ巻き髪できないもんね」
THE ALFEE(上)とドーガン=ダギーズ(下) (C)2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
2月14日、映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』日本語吹替え版完成披露イベントがTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた。会場では、THE ALFEEの三人が同作で声の出演を果たしていることが明らかになった。
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は、『レオン』、『フィフス・エレメント』、『LUCY/ルーシー』などで知られるリュック・ベッソン監督の最新作。フランスのバンド・デシネ作家ジャン=クロード・メジエールとピエール・クリスタンによるSFコミックの金字塔『ヴァレリアンとローレリーヌ』を実写映画化した作品だ。『スター・ウォーズ』にも多大な影響を与えたと言われる同作では、28世紀の宇宙を舞台に、宇宙を守る任務を帯びたスペシャル・エージェントのヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)が、星から星へと飛び回って冒険を繰り広げる姿が描かれる。
THE ALFEEが声優を務めるのは、劇中に登場する情報屋トリオのエイリアン“ドーガン=ダギーズ”。超巨大宇宙ステーション“アルファ”に住む、ハトのような見た目の3匹だ。5,000もの言語を操り、お金にがめつい性格で、物語のカギを握るキャラクターだという。THE ALFEEは、結成45周年にして声優に初挑戦することになった。
THE ALFEE
ドーガン=ダギーズ (C)2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
完成披露イベントの会場は300人を超える観客で溢れかえっていた。THE ALFEEのメンバーが登場し声優出演が明かされると、観客からは大きな歓声と拍手が。坂崎幸之助は、オファーを受けた理由について、「こういうチャンスはなかなかあるもんじゃない。3人のキャラクターで、しかも人間の役じゃないもんね。俳優さんはイメージがあるから難しいけど、うちらは関係ないからこういうキャラが出来るんです(笑)」と語る。すると、高見沢俊彦は、「髪もこれじゃ巻き髪できないもんね!」とコメントし、さっそく会場を沸かせていた。また、役作りについて聞かれた桜井賢が「役作りしようがない。これは現場でプロに教えてもらおうと。3人の掛け合いはコンサートと一緒だからね」と語ると、坂崎がすかさず「今年はグループ名を、ドーガン=ダギーズにしようか」と提案。高見沢が「またやるの!?」と突っ込み、抜群のチームワークを見せていた。
プライベートでもよく映画を観るという高見沢は、本作について「この手の映画が好きなんですが、今までに観たことがないようなSF映画。映像が美しい!それと冒頭で流れるある音楽にやられたので、ぜひご注目ください」と、ベッソン監督の過去作を挙げつつ絶賛していた。
イベント当日はバレンタインデーということもあり、劇中に登場する宇宙人“パール人”たちが、板チョコ型のパネルを持ってサプライズで登場。フォトセッションでは桜井がパール人の頭の後ろからこっそりピースを出すなど、お茶目な姿を披露していた。
最後に、坂崎が「映像もきれいで、内容も愛にあふれているので、楽しんでください」、桜井が「もう数回観ているんですけど、大きなスクリーンで観たいと思っていました。ぜひ楽しんでください」、高見沢が「僕らドーガン=ダギーズの出演シーンはあんまり美しくないですけど、映像がとにかく美しい(笑)。スクリーンで楽しんでください」とそれぞれに見どころを語ってイベントを締めくくった。
映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は3月30日(金)全国ロードショー。
(C)2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
(2017年/フランス/英語/カラー/スコープサイズ/137分)
西暦2740年。連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)は宇宙の平和を守る任務に就き、銀河をパトロールして回っている。ふたりは“アルファ宇宙ステーション”へと向かう。そこは長い年月を経て拡張を続け、あらゆる種族が共存する“千の惑星の都市”として銀河にその名を知られていた。しかし、その深部には邪悪な陰謀と、宇宙の歴史から抹殺されようとしていた“秘密”があった……。果たしてヴァレリアンとローレリーヌは“千の惑星の都市”と銀河の危機を救うことができるのか―!?
配給:キノフィルムズ/木下グループ
(C)2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION