デッドプールが「未来から来た破壊マン」こと相棒・ケーブルを紹介 パロディ満載『デッドプール2(仮)』特別動画
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6月公開の映画『デッドプール2(仮題)』から、新キャラ“ケーブル”を主人公デッドプールが紹介する特別動画が解禁された。
“デッドプール”は、『アベンジャーズ』『X-MEN』『スパイダーマン』などで知られるマーベルの中でも屈指の過激なヒーローとして人気を誇るキャラクター。特殊部隊出身の傭兵ウェイド・ウィルソンが、意思とは裏腹に不死身の肉体を身につけ、自ら作ったユニフォームで“デッドプール”として戦う物語。能天気で無責任で毒舌、さらに劇中を飛び出して観客や作者に話しかけることの出来る“第四の壁”突破能力をもつ異色のヒーロー像は、全世界で人気を集めている。そんなデッドプールが主人公となった初の実写映画『デッドプール』は、ライアン・レイノルズ主演で2016年に公開。『デッドプール2(仮題)』はその続編にあたる。
解禁された特別映像では、『デッドプール』エンドロール後のおまけ映像でデッドプールが宣言した通り、原作漫画で腐れ縁の相棒として知られるケーブル(ジョシュ・ブローリン)が登場。映像の冒頭では、『ターミネーター』を思わせる重厚な雰囲気のなか、ケーブルが現れるが、機械化しているはずの彼の左腕がなぜかCG処理前だったため、デッドプールが映像を止めて人形劇で時間を稼ぎながら、相棒を紹介することに。
『トイ・ストーリー』風の人形を使って、「未来から来た破壊マン」などとケーブルの設定をざっくり解説しつつ、「キン○マ攻撃だ!」と下品な攻撃を展開。これは、ケーブル役のジョシュ・ブローリンが『アベンジャーズ』シリーズで演じるキャラクター・サノスが集めるインフィニティ・ストーンにちなんだネタだという。このほかにも、セリフから小道具まで、ネタの上にネタを重ねた細かなパロディが満載だ。CG処理が復活した映像の後半には、一転してケーブルが敵をなぎ倒していくアクションシーンに加え、ザジ・ビーツが演じる新キャラ・ドミノ、前作から引き続き登場するネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)、ウィーゼル(T・J・ミラー)、ブラインド・アル(レスリー・アガムズ)などおなじみの面々が登場している。
また、新たにジェニファー・ビールスとマイケル・ヌーリーが出演した1983年のミュージカル映画『フラッシュダンス』をパロディにした特別画像も公開。『フラッシュダンス』でジェニファー・ビールスに降り注いでいた水を薬きょうの雨で表現し、デッドプールがのけ反った身体で恍惚の表情を浮かべているのがわかる。
『デッドプール2(仮題)』は、『ジョン・ウィック』の共同監督であり、『アトミック・ブロンド』監督のデヴィッド・リーチがメガホンをとる。また、主演のライアン・レイノルズがプロデューサーも兼任している。
映画『デッドプール2(仮題)』は6月全国公開。