懐かしのレゴブロックで本格アート作品を作ろう!『大人のレゴ教室』体験レポ
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そんなレゴブロックのテーマパークがあることを、みなさんはご存じだろうか。東京・お台場にある、ここ『レゴランド・ディスカバリー・センター東京』には、300万個を超えるレゴブロックが存在している。
普通のレゴブロックはもちろん、ここでしか触れない大きなレゴブロックもあり、思う存分レゴブロックで遊ぶことができるほか、
施設内にあるほとんどのものがレゴブロックでできており、レゴブロックが秘める大いなる創造性を目の当たりにできるのだ。
ただし残念なことに、この施設には普段、親子でしか入ることができない。大人のみでこのレゴワールドに足を踏み入れることはできないのだ……!
しかし、月に1度だけ、“大人だけのレゴワールド”を楽しめるイベントが開催されている。それが『大人のレゴ教室』だ。
夜19時から『レゴランド・ディスカバリー・センター東京』にて行われる、大人のためのちょっぴり高度なレゴブロック遊び。
教えてくれるのは、この施設の「マスター・ビルダー」である大澤よしひろ先生。「マスター・ビルダー」とは、世界各地にある『レゴランド・ディスカバリー・センター』の専属“レゴ職人”で、ひとつの施設にたったひとりしか存在しない。そう、大澤先生はかなりフレンドリーな出で立ちだが、“レゴ・マスター”ともいえる、かなりすごい人なのだ!
そんな大澤先生が今回教えてくれるのは、レゴブロックで作るフォトフレームである。写真の置き台となる平面部分に、ブロックで絵柄をつけていく。難易度的にはかんたんな方だが、ここは『大人のレゴ教室』である。
見よ、このレゴブロックの種類を! 細いのから、丸いのまで、筆者が子どもの頃には見たこともない種類のブロックが、数多くそろっている! 色も豊富だ! 自身のイメージを最大限に具現化できる材料が、ここにはたっぷりと用意されているのだ。
早速作っていってみよう。製作時間は約1時間。まず用意されているのはフォトフレームの台座となるブロックと、壁掛けに変えることのできるブロックパーツ、そして、超便利アイテム“ブロック外し”だ。
このようにくっつけてブロックを外したり、テコの原理でブロックを外したりと、どんなブロックでもこれさえあれば、外すことができる。うっかりガッチリくっつけてしまったときにも、細かいところを修正したいときにもお役立ちなのだ。ちなみにこの便利アイテムはお持ち帰りできるので、あとでフォトフレームを作りなおしたり、新たなレゴブロック作品を作るときに役立てると良いだろう。
ベースとなるのはこの2枚の板だ。もちろん色は好きなものを選べる。
この2枚の板を細長いブロックで繋ぎ合わせ、大人の創造力を発揮するフィールドを作り上げる。
ブロック外しがあるとはいえ、一度はめてしまうと外すのは面倒なので、配られたマス目のシートにあてはめてから、実際に組み立てていってみよう。
しかし、本当にいろいろなブロックがあって、目移りしてしまう。透明で小さな丸いブロックなど、まるで宝石のようにキラキラと光って乙女心をくすぐる。
パステルカラーのタイルブロックもとてもかわいい。使ったことのないブロックばかりで、目移りしてしまう。
恥ずかしながら筆者、作るもののテーマしか決めていなかったので、かなり試行錯誤。先生にブロックの外し方や絵柄の出し方など、アドバイスをもらいながら進めていく。
時間を忘れて取り組み、やっと全面が埋められたと思ったら、終了時間まであと10分。
急いで枠をつけ、土台をつけたら、
完成。充実感でいっぱいである。大澤先生からは「……アートですね」とお褒めの言葉をいただいた。
筆者はたまたま、テーマだけで芸術作品を作り上げられたが、これから参加される予定の方は、作りたいイメージ図などを描いて持って行くのがよいだろう。大澤先生が、それを具現化するためのアドバイスを必ず与えてくれる。
今回はフォトフレームだったが、ティッシュボックスやスマホスタンドを作る回もあるので、何度参加しても楽しそうだ。
『大人のレゴ教室』自体が終了するのは、20時半。あとは21時まで、『レゴランド・ディスカバリー・センター東京』を自由に見学することができる。大人だけでこのレゴの世界を楽しむことができるのは、『大人のレゴ教室』のときだけなので、ぜひとも堪能してほしい。ショップも同じ時間まで開いているので、お好みのレゴブロックを購入することもできる。
誰もが童心に返りながら、モノ作りをすることができる『大人のレゴ教室』。みなさんも、あの頃には作れなかった素敵な作品を作りに行ってみてはいかがだろうか?
日時:10/24(土)19:00~20:30
会場:レゴランド・ディスカバリー・センター東京
料金:お1人様3,000円(税込)/講師料、材料費、施設入場・アトラクション利用料を含む
内容:中級・インテリア編「ポケットティッシュケースを作ってみよう」※作品はお持ち帰り可
対象:高校生以上