SHISHAMOインタビュー さらなる飛躍を予感させる2018年第1弾シングルをたっぷり紐解く
-
ポスト -
シェア - 送る
SHISHAMO 撮影=上山陽介
いい歌を作る。いいライブをやる。SHISHAMOはそんな2つの柱を見事に両立しているバンドだ。昨年の『NHK紅白歌合戦』出場もそうした活動の成果の現れのひとつ。2017年が躍進の年だったとすると、2018年はさらなる飛躍の年となるのではないだろうか。
今年最初のシングル「水色の日々」は、春の季節にぴったりの魅力的な曲が並んだ作品となった。卒業シーズンの名曲として末永く愛されていくことになりそうな表題曲、恋のときめきとエネルギッシュな演奏が鮮やかにシンクロする「ドキドキ」、ロマンティックでファンタジックな「ロマンチックに恋して」。しかも3曲ともタイアップ付きという超強力作品だ。いい曲はライブにおける最大の武器となっていく。SHISHAMOはその武器を着実に増やして、成長し続けている。春のツアー後には地元・川崎の等々力陸上競技場でデビュー5周年記念のスタジアム・ライブも開催される予定だ。新曲について、地元でのライブについて、宮崎朝子に聞いていく。
――『NHK紅白歌合戦』に初出場してみて、いかがでしたか?
踊って歌ってという人がたくさん出ている中、楽器を演奏してバンドで音楽活動している人が少なかったので、バンドとして出られたのがうれしかったですね。
――紅白では「明日も」を演奏されました。高校ホーン隊が入ってきた瞬間、グッと来てしまいましたが、高校生とのコラボの感想は?
高校生がとても頼もしかったです。最初は自分たちが引っ張ってあげなくっちゃという気持ちだったんですが、ステージに上がってみたら、とても頼もしくて。私たちのほうが緊張していました(笑)。
――紅白が終わって、数時間後には渋谷CLUB QUATTROでのイベント、『LIVE DI:GA JUDGEMENT 2017』出演もありました。2017年の年越し、2018年の年明けは特別なものになったのでは?
特別な年明けでした。年が明けた瞬間は、このあとすぐにライブがあるしなって、バタバタしてました。(笑)。でも、2018年最初のライブがあのイベントだったのは、とても自分たちらしいことだなと思っています。私たちが高校生のときから毎年出ていたイベントだったので、“紅白に出るから参加しないというのは違う”という気持ちがあったんですよ。なので、イベントに出ることも達成できて、SHISHAMOらしく年を迎えられたんじゃないかなと思います。
――2018年の最初の作品となるニューシングル「水色の日々」の表題曲はカルピスウォーターのCMソングでもありますが、宮崎さんは高校時代から、頼まれもしないのに、自主的にカルピスウォーターのCM曲を作っていたそうですね。
高校生で音楽活動を始めた頃から、カルピスウォーターのCM曲をやりたいと思ったので、勝手に作ったり、勝手に送り付けたりしてました(笑)。
――カルピス側から何か反応があったんですか?
いえ、ないです。さすがに当時は誰も知らない無名なバンドだったので(笑)。
――カルピスウォーターのCMを作りたいと思ったのはどうしてなんですか?
カルピスウォーターのCMって、学校生活の青春を描いているものが多くて、そうした映像から伝わってくる空気感と、SHISHAMOが曲で描いてる世界観って近いんじゃないかなって、勝手に思っていたんですよ。カルピスウォーターのCMをイメージすると作りやすいという感触が自分の中にあって。その当時からCM映像を想像して、その画面から流れる曲を意識して作っていました。「恋する」も「君と夏フェス」も「恋に落ちる音が聞こえたら」も最初は「カルピス」という仮タイトルでした。
――そのカルピスウォーターから本当にCMの話が来るって、なかなかないことだと思いますが、話が来た時、どう思いましたか?
ちゃんと活動してきてよかったな、ちゃんと届くもんなんだなって思いました。それまでのいろいろな活動があったからこそ、SHISHAMOという存在をカルピスウォーターの人に知ってもらえて、一緒にやりたいと思ってもらえたのだと思うので、うれしかったです。
宮崎朝子
――CM曲を制作する上でのオーダーはどんなものでしたか?
すでにCMの内容が決まっていたので、絵コンテを見せていただいて、卒業というテーマで書いていきました。その時、「SHISHAMOの曲で言うならば、こういう曲です」というイメージも教えていただきました。例に出ていたのは、卒業の曲だってこともあったからか、「中庭の少女たち」で、それまで私がカルピスウォーターのCMをイメージして作ってきたものとはちょっと違うタイプの曲だったので、最初はとまどいもありました。
――というと?
曲を作ったときって、自分の中でこれはアルバム曲だな、これはリード曲だなって、はっきりとした感触があるんですが、「中庭の少女たち」はSHISHAMOのアルバムの曲だと感じていたんですよ。私としてはカルピスウォーターのCMソングはSHISHAMOのシングル曲と言えるものというイメージがあったので、その兼ね合いが難しかったです。向こうの要望に応えながらも、自分たちのシングルとして成立する曲を目指しての作業でした。
――卒業をテーマとした歌って、一般的に桜の印象があるので、色でいうと、ピンク系のイメージがあります。“水色”というところも新鮮でいいなと思いました。
水色というのはカルピスウォーターのイメージから出てきたのかもしれないです。
――主人公は卒業式に至るまで、様々な出来事を体験して、いろんな思いを持っているんだろうなって、想像力を刺激される深みのある歌詞も素晴らしいです。
絵コンテのストーリーから主人公の気持ちを想像して歌詞を書いていったんですが、どういう曲にするかは、いろいろ考えました。主人公が朝、家を出て、学校に行って……、という卒業式の1日を描いていくのもおもしろいなと思ったんですが、これまでそういう具体的な曲は結構書いてきたので、今回はもうちょっと抽象的なもの、たくさんの人が“これは私の曲だ”っていうのが思えるものにしたくて、いい意味でふわっとしたもの、いろんなふうに当てはめられる言葉を選んで書いていきました。
――すぐに完成したんですか?
いえ、CM曲ということもあって、サビだけで10曲ぐらい作りました。歌詞も含めて、サビがバーンと聞こえる曲というのが、CMタイアップ曲では大事だと思うので。で、作ったり、聴いてもらったり、話し合ったりしながら、最終的にこの形になりました。
――小林武史さんをプロデューサーに迎えて制作された曲でもあります。SHISHAMOにとって、初めて外部の人間が参加したということになりますが、どういう経緯で実現したのですか?
これまではずっと自分たちだけでやってきたんですけど、以前から、誰かと一緒に作ることを経験してみたいと思っていたんですよ。というのは、一番大事なことは、自分たちだけで作ることではなくて、いい曲を世に出すことだから。そのためにも、いい曲を作るプロの人と一緒に作ってみたいなあって。実際にそういう作り方をしている方って、多いじゃないですか。自分としてはまったく知らないやり方だから、どんな風に作っていくんだろうって単純に興味もあったし、この先、音楽をやっていく上で、そういう経験も必要だなって。今回、カルピスウォーターの話が来て、今がその時なんじゃないかなって思いました。
――その相手が小林さんだったのは?
いい曲を作るプロと言ったときに、真っ先に小林さんが思い浮かんだんですよ。人の耳に自然に入ってくる音楽を作るプロじゃないですか。断られることを覚悟して、お願いしてみたら、やってくださることになりまして。
――自分たち以外の要素が入ってくることにへの不安はなかったのですか?
わからないことだらけの部分での不安はありました。まったくやったことがなかったので、どういうふうに物事が進んでいくのかもわからないし、どこまでどう話し合えるものなのか、全部がわからないし。でも、小林さんが話を受けてくださった時点で、自信にもなったし、「やりましょう」って言っていただけたんだから、いい作品になるんだろうなって思いました。曲を作った時点でいいメロディが出来たという自分なりの手応えもありましたし。
――小林さんと一緒に作る上ではどんな意識でしたか?
ストリングスやホーンが入るのと同じように、“小林武史さんと一緒にやる”というアレンジを自分たちが選択したんだ、みたいな感じ。特効を入れる、というのに近い感覚でした(笑)。例えば「明日も」だったら、ホーンを入れるときに、人の背中を押す音としての特効を入れる、という意識だったんですよ。今回は小林武史さんという特効を入れるというか、小林さんが入れてくださったすべての音が特効というか。実は最初に自分が作った曲からあまりイメージが変わってなくて。もともとあったバンドのアレンジを大胆に自由に崩して作っていくのかなと思ったら、そのまんまの演奏に小林さんの色を足していくやり方だったので、それがすごくうれしかったですね。SHISHAMOの音楽を尊重した上でやってくださってるんだなって感じました。頭のピアノのリフも最初から入っていたんですが、なくなるのかと思ったら、使ってくださったり。
――この曲を聴いていて、小林さんがSHISHAMOの歌の世界をリスペクトして作っていることが伝わってきました。
小林さんが歩み寄ってくれているのはとても感じました。もっとグイグイ引っ張っていく感じなのかと思ったら、ちゃんと私たちのやりたいことを理解してくれて、お互いが納得しながら進んでいくというやり方だったので、とてもありがたかったですね。
――シンセサイザーが入るなど、水色の世界の“水色感”が際立っていると感じました。ギターの音色もこれまでにない感じです。
Aメロのトレモロは小林さんのアイディアでした。基本的な楽器の音に関しては、いつもと決め方は変わらなくて、自分たちでこの音でいこうって判断して、小林さんが「いいね」と言って、録り始める感じだったんですが、トレモロのアイディアは後から出てきて、自分の中にはないものだったので、びっくりしました。一緒にやるというのはこういうことなんだな、自分にはないものを入れて、曲を完成させることなんだって。勉強になることがたくさんありました。音色もそうですし、イントロのメロディーの入れ方もそうだし。これからの私の音楽を作る上で、役立つことをたくさん教えてもらった気がします。
――吉川さん、松岡さんはどんな対応、反応を?
二人ともほとんど震えているだけでしたね(笑)。私もすごく緊張しちゃって。自分はもともと結構しゃべるほうなんですが、小林さんとだとあまりしゃべれなくて、緊張しているんだな、私ってと思いました。たくさん汗をかきました(笑)。
――今回の制作で、高校生のときからカルピスウォーターのCMソングを作り続けてきた経験は活きましたか?
意外となかったですね(笑)。ホントに勝手に作っていただけなんだなって思いました。求められたものが全然違うものでしたし、こっちも音楽を作るプロフェッショナルとしてやっていて、向こうの方もCMを作るプロフェッショナルとしてやっておられて、その上で必要な曲を求めていただいたので、それまでのことととはまったく切り離して考えていました。
――曲が完成して、カルピスウォーターのCM映像で流れてきた時はどう思いましたか?
とてもうれしかったです。カルピスウォーターのCMを勝手に作っているということは昔から公言していたことだったので、お客さんも喜んでくれていて。これまでも勝手にSHISHAMOの曲をくっつけて、動画を作ってくれる人がいたんですが、そういう人たちも驚いていたみたいですね。頑張ってきて良かったなと思いました。
松岡彩
――2曲目の「ドキドキ」は恋のときめきとバンドの奏でるグルーヴがシンクロするような曲で、バンドの演奏も見事です。どんなきっかけから生まれた曲なのですか?
特にイメージがあったわけではなくて、自然に出来た曲ですね。
――“HEY!”という声がキュートで、ライブで観客がコール&レスポンスやハンドクラップする光景が目に浮かんできました。
そういう曲を作りたいという気持ちはありました。そういう要素を詰め込めたんじゃないかと思います。
――“またやってきてくれた”という冒頭のフレーズもいいですね。失恋したことがあるからこそ、“また”なんだろうなって、主人公を応援したくなりました。
そこは私も結構気に入っています。失恋した後って、もう恋が出来ないんじゃないかとか、好きになる人がもう現れてくれないんじゃないかって、考えるときもあると思うんですけど、恋はちゃんとくるんだぞってことを最初の一文で表せたかなと思います。
――希望の歌でもあるんですね。
誰かを好きになり始めた時のドキドキって、とても楽しいものだと思うんですよ。実際に恋が進行していくと、つらいこと、悲しいこともたくさん出てくると思うんですが、恋のはじまりって、ひたすら楽しい時期なんじゃないかなと。
――そのドキドキ感がバンドサウンドで見事に表現されています。演奏はどんな感じで?
ほとんど話しあってなくて、そのままやった感じですね。曲によっては、主人公はこういう気持ちだから、こういう演奏をするべきだ、みたいなことを話し合う場合もあるんですけど、「ドキドキ」みたいな曲はSHISHAMOの得意分野というか、ずっとやってきている世界なので、言葉がなくても、自然にワクワク感、ドキドキ感を出せたのかなと思います。この曲は3人の音だけの良さがあるかもしれないですね。3人の音だけでやってると、こういうパワーがでるんだなって感じました。
――3曲目の「ロマンチックに恋して」は昨年の秋冬のツアーの1曲目にやった曲です。ツアーに向けて作った曲なんですか?
いえ、ツアーもリリースのことも特に考えずに自然に作った曲だったんですよ。レコーディングをしたのはツアー前なんですが、いい曲ができたから、とりあえず録ろうという気持ちでした。で、せっかくツアーの前に完成したんだから、ツアーでやっちゃおうって(笑)。
――曲名が前回のツアー・タイトルの一部になっています。
この曲をやると決めてから、ツアー・タイトルを決めたので、そういうことになりました。
吉川美冴貴
――歌詞の中に“シナトラ”という言葉が入っています。以前のインタビューで、「洋楽はほとんど聴かない」っておっしゃっていたので、意外な感じもしましたが。
洋楽は聴かないんですけど、ロマンティックな曲が好きで、部屋でひとりで穏やかな気分になりたいときに、シナトラの曲をよく聴いたりしているんですよ。しっとりした曲が好きなので。それで“シナトラ”という言葉が入ってしまいましたね。歌詞の内容については、自分たちでラジオをやったり、Twitterをやったりしてるんですけど、恋愛相談をしてくる人が多くて。その中で一番多いのが、「好きな人ができません」っていう相談なんですよ。「まわりには彼氏がいる人が結構いるのに、私はまったくそういうのがないです。この先、好きな人ができるんでしょうか? このまま好きな人ができなかったら、どうしたらいいでしょう?」って。中学生、高校生からそういう相談が一番多かったので、そういう話に基づいて作った曲です。
――主人公は恋に恋しているということですね。
恋を夢見てる女の子が主人公の歌です。まだ出会ってないけど、いつか恋がしたいという子が恋をする相手がどんな人なのかもわからず、どんな人なんだろうって想像している段階の歌。
――ハモりも含めて、歌声が魅力的で、ツアーでもライブの幕開けにふさわしい曲でした。実際に観客の前で演奏して、どんなことを感じましたか?
伝わりやすい曲だなと思いました。ライブの1曲目が誰も知らない曲って、普通はやらないので、大丈夫かなと思ったんですが、最初から反応が良かったので、1曲目はこれで大丈夫だなって。もともと聴いてくれる人をイメージして作るのが好きなんですが、この曲は特にこういう人に聴いてほしいというターゲットのイメージがはっきりあってたので、わかりやすい曲なんじゃないかと思います。
――3曲ともに個性的で魅力的で、しかも全曲タイアップが付いているというのもすごいですね。
今までって、シングルは2曲入りだったんで、3曲収録で出せるのがうれしいですね。曲がたくさんあったことが大きかったんだと思います。この時期って、かなり作っていましたから。
――創作意欲が旺盛ということは、バンドが充実した状態ということですよね。
そうですね。たぶんいい状態だと思います(笑)。
――2018年一発目のシングルということになりますが、SHISHAMOの音楽について再発見したことはありますか?
自分たちの歌の強さみたいなものは感じました。今までとは違うやり方で、今までになかった要素が入ってきても、自分たちの歌があれば大丈夫なんだな、ちゃんとSHISHAMOになるんだなって自信になりました。
――この3曲が加わることで、春のツアー『SHISHAMO ワンマンツアー2018春「ドキドキしながら手を握ったのは、君には見えないあの娘が大人になるのが怖かったから」』の武器が増えましたね。このツアーはどんなものに?
2016年の春のツアーはアニメーションを入れたんですが、自分たちでやってて、楽しかったんですよ。またああいうふうにやりたいなって思っていたので、今回もアニメーションを入れてやることにしました。みんなで一緒に楽しめたらと思っています。
――春のツアー後には等々力陸上競技場でのスタジアム・ライブも控えています。
等々力でのライブが今年のSHISHAMOの一番大きい舞台になるのは間違いないので、春のツアーでの成長も等々力につなげていきたいです。
――等々力、どんなライブにしたいですか?
5周年の節目なので、これまでのSHISHAMOとこれからのSHISHAMO、その両方とも見せられるライブにしたいです。昔から聴いてる人も最近知った人も来ると思うので、みんなに自分たちの良さが伝わる、SHISHAMOらしいライブができたらと思ってます。
取材・文=長谷川誠 撮影=上山陽介
ライブ情報
「ドキドキしながら手を握ったのは、君には見えないあの娘が大人になるのが怖かったから」
3月25日(日) 大阪 オリックス劇場
3月30日(金) 東京 NHKホール
4月08日(日) 愛知 名古屋センチュリーホール
4月14日(土) 石川 金沢 本多の森ホール
4月15日(日) 新潟 新潟テルサ
4月21日(土) 北海道 釧路市民文化会館・大ホール
4月22日(日) 北海道 わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)
5月12日(土) 高知 高知市文化プラザかるぽーと
5月13日(日) 香川 サンポートホール高松・大ホール
5月19日(土) 京都 ロームシアター京都・メインホール
5月20日(日) 兵庫 神戸国際会館こくさいホール
5月26日(土) 熊本 シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
5月27日(日) 福岡 福岡サンパレス
6月02日(土) 三重 シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢(伊勢市観光文化会館)
6月03日(日) 奈良 なら100年会館・大ホール
6月09日(土) 宮城 仙台サンプラザホール
6月10日(日) 山形 やまぎんホール(山形県県民会館)
6月16日(土) 島根 島根県民会館・大ホール
6月17日(日) 広島 上野学園ホール
※全席指定 ※3歳以上
SHISHAMO NO 夏MATSURI!!! ~ただいま川崎2018~
7月28日(土) 等々力陸上競技場
15:00 開場 / 17:00 開演 / 19:45 終演予定
※全席指定 ※3歳以上
リリース情報
2018年3月21日(水)リリース
UPCM-1418 ¥1,200(税込)
1. 水色の日々(2018年「カルピスウォーター」大・卒業編 CMソング)
2. ドキドキ(ダイナミックJTB CMソング)
3. ロマンチックに恋して(三井住友カード Apple Pay CMソング)