猟奇的な暴力描写で賛否両論！『新しき世界』監督最新作『V.I.P. 修羅の獣たち』日本公開が決定　韓国×北朝鮮×米国めぐる血まみれ犯罪劇

『新しき世界』のパク・フンジョン監督最新作『V.I.P.（原題）』が『V.I.P. 修羅の獣たち』として6月16日（土）から日本で公開されることが決定した。

『V.I.P. 修羅の獣たち』は犯罪組織への潜入捜査を描いたノワール（犯罪映画）『新しき世界』でセンセーションを巻き起こした、パク・フンジョン監督の最新作。韓国国家情報員とCIAの企てにより亡命した北朝鮮のエリート高官の息子が、連続殺人事件の容疑者となり、彼を隠蔽しようとする者、捕らえようとする者、復讐しようとする者、それぞれの物語を描くクライムアクション映画だ。

CIAと韓国国家情報院を行き来する人物・パク・ジェヒョク役で、チャン・ドンゴンが出演。連続殺人事件の容疑者を追う警察チェ・イド役で『エンドレス 繰り返される悪夢』のキム・ミョンミン、北朝鮮からやってきた保安省所属の工作員リ・デボム役で『密偵』のパク・ヒスン、米CIA要員ポール・グレイ役で『アルマゲドン』『ファーゴ』『ジョン・ウィック：チャプター2』のピーター・ストーメアがキャスティングされているほか、北朝鮮から亡命させられたサイコパス殺人鬼にして“VIP”のキム・グァンイル役で、イ・ジョンソクが出演している。

同作は、韓国×北朝鮮×米国の国家を巡る緊迫したドラマだけでなく。"実際ありそうな物語"を追求し、激しいアクションやスナッフフィルム（死体処理や殺人などの記録映像）並みの猟奇的な描写で本国で賛否両論を巻き起こした作品。『新しき世界』では、生コンクリートを飲ませる描写などでも衝撃を与えたパク・フンジョン監督は、どんな映像をつくりあげたのか。なお、同作は日本ではR15+（15歳未満の入場・鑑賞を禁止）指定で公開される。

『V.I.P. 修羅の獣たち』は6月16日（土）より、シネマート新宿ほか全国ロードショー。