マイク・シノダ(リンキン・パーク)、盟友チェスター・ベニントンを亡くした衝撃と悲しみと向き合ったフルアルバムを発売
2018.3.30
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マイク・シノダ
リンキン・パークのリード・ボーカルのうちの1人、マイク・シノダがソロアルバム『ポスト・トラウマティック』を6月15日にリリースすることを発表した。
このリリースに先駆けて「クロッシング・ア・ライン」と「ナッシング・メイク・エニー・センス・エニモア」の2曲の先行配信がスタートし、「クロッシング・ア・ライン」のミュージックビデオも公開された。
チェスター・ベニントンの急逝後、シノダは盟友を失った悲しみをアートで表現する事で向き合ってきた。LAのスタジオに入り浸り、ひたすら歌詞を書いてレコーディングするか、絵を描いて気持ちの整理をしていたという。今作が、絶望的な悲しみを語ったアルバムだというのはタイトルから想像できるが、シノダは決してそれだけではないという思いを世界に告げている。「ただ悲しみや闇に包まれていた世界感だけではなく、それを乗り越えた行路を表現したかったんだ。」死について語っている同アルバムだが、正直で誠実な歌詞には世界の誰もが共感できる要素がある。「同じような経験を持っている人がいるなら、あなたが一人じゃないという事を伝えたい。そして経験したことがない人には、それが素晴らしいことなんだと気付いてもらいたい。」とコメントしている。