大杉漣さん最後の主演映画『教誨師』初映像を公開　玉置玲央、光石研ら演じる6人の死刑囚との対話にむかう姿も

10月6日公開の映画『教誨師』から、初の映像となる特報とティザービジュアルが公開された。

映画『教誨師』は、2月に亡くなった大杉漣さんの最後の主演・プロデュース作。“教誨師”とは、収容者や受刑者の道徳心の育成や心の救済を行う者のこと。大杉さんは、主人公の死刑囚専門の教誨師であり、牧師の佐伯を演じている。劇中で佐伯は、6人の死刑囚と対話しながら自らの過去と対峙し、葛藤するという。

解禁された特報は、教誨師・佐伯が6人の死刑囚たちのもとへ向かう姿をとらえたもの。40秒ほどの映像ながら、玉置玲央、烏丸せつこ、五頭岳夫、小川登、古舘寛治、光石研らが演じる死刑囚たちの特徴的な表情が切り取られ、大杉さんが振り返るカットで締めくくられる。同作では、教誨室という限られた空間の中で繰り広げれる会話劇により、人間の本質を浮き彫りにしていくという。

映画『教誨師』は10月6日より有楽町スバル座ほか全国順次公開。

※古舘寛治の舘は舎に官が正式表記