ソフト女子代表選手がモデルに!? 新ユニ発表会で上野由岐子らがランウェイに登場
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新ユニフォームに身を包み、笑顔を見せるソフトボール女子日本代表チーム
『第16回世界女子ソフトボール選手権大会』が8月2日(木)から、ZOZOマリンスタジアム(千葉県千葉市)などで開催される。これに先立ち、4月16日(月)にモード学園コクーンタワーで、ソフトボール女子日本代表の新ユニフォーム発表会が開催。日本ソフトボール協会の徳田寛会長、宇津木麗華監督のほか、エース上野由岐子選手をはじめとする日本代表選手17人が、同大会や東京オリンピックへの意気込みを語った。
会場でMCに促されて登壇したのは、東京モード学園のメイク・ネイル学科の学生によって、化粧とヘアメイクを施された代表選手たち。トップモデルよろしく、ランウェイを闊歩し、最後はキメのポーズまで披露。会場内からは「かわいい!」「カッコイイ」との声が上がった。徳田会長も「1年のうち試合以外に150日も合宿している、逞しい選手が美しさも身に纏った」と驚きを隠せない様子。
この新たな演出は、「色々なものに挑戦したい」という徳田会長の決意から行われたもの。2008年の北京オリンピックで世界一になって、すでに10年が経過。新たな金字塔を打ち立てるべく、まずはユニフォームを一新し、ゴールドメダルへの意識を高めようとする試みだ。
「アメリカの左投手に勝てる布陣を敷いた」と話す宇津木麗華監督
また、宇津木監督は「日頃、化粧しない選手たちも、こんなに可愛かったとは」とリップサービス。そして、「2020年(の東京オリンピック)を意識した大会になる。打倒アメリカ、そして今大会で優勝するために選手を選んだ」と必勝を期した。
ポーズを決める山田恵里キャプテン(日立製作所)
「どうだ!」とばかりのアピールをする上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)
アウェー用のユニフォームを着て、化粧をした主将の山田恵里選手は、「(実際の)試合でも演じなくてはならない場面も出てくるので、その予行演習になったと思う」「キャプテンとしての世界選手権は初めて。自分の結果を出すことがチームのためになる。しっかりと結果を出したい」と決意を話した。また、ホーム用のユニフォーム姿の上野も「斬新な(ゴールドの)ユニフォームで、使命感や託された思いをひしひしと感じる」「どの国もオリンピックを意識している。日本で開催のオリンピックはもちろん、今回も確実に勝たなくてはならない」と今大会での勝利を約束した。
新ユニフォームは激しいソフトボールの投球動作にも耐えられるよう、特別な素材、形状で作られているという。日本代表は6月20日から行われる『日米対抗ソフトボール2018』から新ユニフォームを着用し、レプリカユニフォーム付きの
「上野選手がいるうちに、その姿を若手に見せたい」と宇津木監督が話したように、2020年の後もにらみ、勝股美咲投手(18)や山内早織捕手(18)などの若手も代表入りした。アメリカチームも選手構成を変えてきており、次世代を育てていくことも、その使命の一つになっている。いずれにしても、世界をリードする日本ソフトボール界に、ファンがエールを送ることが何よりも必要で、それに新ユニフォームが力を与えることは間違いない。