綾野剛が斬り、猿が采配を振るい、宇宙が砕けますよ？石井岳龍監督×宮藤官九郎脚本の映画『パンク侍、斬られて候』初映像を解禁　

6月30日公開の映画『パンク侍、斬られて候』から、初の映像となる特報が解禁された。

『パンク侍、斬られて候』は、町田康原作の小説を主演・綾野剛、脚本・宮藤官九郎、石井岳龍監督で実写映画化するプロジェクト。

主演の綾野のほかにも、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦、國村隼、豊川悦司ら10名のキャストが強烈なビジュアルで出演し、甲冑を身にまとった“猿”が登場することが明らかになっていた。

メイン写真と解禁された特報は、「この夏 宇宙が砕けますよ。」との言葉から、なぜか豆が宙に浮く映像からスタート。次々と敵を斬る綾野ら“十人の男”と、神妙な面持ちで踊る北川、甲冑姿で采配を振る謎の猿が登場。そのほかにも、顔と腹にうずまき模様がある浅野など、奇怪なビジュアルの登場人物が次々と現れる。また、暗闇の中、屋根の上を跳び跳ねる猿の大群や、合戦を思わせるシーン、そして「人間vs人間vs猿」というテロップなど、最後まで意味深な映像が満載。石井監督は4月3日に自身のTwitter で「『パンク侍、斬られて候』仕上げ作業は絶賛佳境中。宇宙が砕けてきました。」と投稿するなど、謎に包まれつつまれた作品は徐々に完成に近づいているようだ。

映画『パンク侍、斬られて候』は6月30日(土)ロードショー。