よしもと×そとばこまち「のぶなが」が東京で、魅力は「40名の殺陣とダンス」
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よしもと×そとばこまち 第4弾「のぶなが」制作発表より。
吉本興業と劇団そとばこまちのコラボ公演第4弾「のぶなが」が、7月に東京・あうるすぽっとで上演される。これに先駆け、本日5月3日に東京・吉本興業東京本部にて制作発表が行われた。
そとばこまちの7代目座長・坂田大地が作・演出を手がける本作は、織田信長は本能寺の変ではなくそれ以前の戦で命を落とした、という設定のもとに繰り広げられる物語。信長から天下統一の使命を託された濃姫と、彼女を支える戦国武将の姿が描かれる。2013年に初演、その後両団体によるコラボ公演第1弾として16年に再演され、ダンスや殺陣、そしてよしもとならではのお笑いと、エンタテインメント性に富んだステージが好評を博し、「大阪文化芸術フェス2017」でも上演された。なお東京での上演は今回が初となる。
会見には、Wキャストで織田信長役を務めるお笑いコンビ・ミサイルマンの岩部彰ら主要キャストと、作・演出の坂田が登壇。かつては芝居のオファーが来ても「恐れ多い」と断ってきたと言う岩部は、初めて本格的な芝居に挑戦した「のぶなが」で観客から大きな拍手をもらったときにお笑いとは違った感動を得たと振り返り、「今では二つ返事でやらせていただいています」と役者の仕事にも楽しみを感じている様子。公演に向け「観に来ていただきたいっていうよりも、見せつけたいって気持ちのほうが強い。『これがそとばこまちの真骨頂』というのをぶつけて、お客さんにも楽しんでいただきたいです」と意気込みを語った。
坂田は「満を持して、この『のぶなが』を東京で上演できることを非常にありがたく思っております。本公演の魅力は、40名からなる殺陣とダンス、また“本能寺の変”に新しい解釈を持たせたところにあります。ぜひ東京の皆さんにも楽しんでいただきたいです」と観客に呼びかけた。なお今回は、信長に仕えた外国人・弥助役としてチャド・マレーンが新たに登場する。
公演は7月6日から8日まで東京・あうるすぽっとにて。なおコラボ公演第3弾「ゆきむら」は、6月7日から10日まで大阪・近鉄アート館で上演される。
よしもと×そとばこまち 第4弾「のぶなが」
2018年7月6日(金)~8日(日)
東京都 あうるすぽっと
作・演出:坂田大地
出演:南園みちな、福本愛菜、田中尚樹、岩部彰(ミサイルマン)、新谷佳士 / チャド・マレーン ほか