安室奈美恵が30代を振り返る姿も　最後のファッション誌撮影に密着した『Documentary of Namie Amuro “Finally”』エピソード8を配信

安室奈美恵のドキュメンタリー『Documentary of Namie Amuro “Finally”』エピソード8がHuluにて5月30日から配信をスタートした。

『Documentary of Namie Amuro “Finally”』は安室のデビュー25周年を記念したコンテンツ。引退を迎える安室に密着し、ライブの裏側やインタビューなどを通してその姿を描き出すドキュメンタリーだ。

配信をスタートしたエピソード8では、ファイナルツアーの合間を縫って行われたファッション誌の撮影とインタビュー取材に密着している。これまで数多くの表紙を飾ってきた安室はファッション誌への恩返しとして、表紙の撮影やインタビューなどに出来る限り応じているという。今回の配信では、その中から『andGIRL』『Numéro TOKYO』『InRed』『steady』の撮影現場を取材。ファッションアイコンとしても注目され続けてきた安室の最新スタイルが多数登場するとのこと。また、これから発売になる雑誌記事で紹介予定のインタビューの様子も、一足先に紹介する。

『andGIRL』では、「飾り過ぎず、カッコイイも可愛いも出るように」というコンセプトでコーディネートされた、白のTシャツにジーンズというシンプルな衣装で撮影。撮影後のインタビューでは、「どんな30代を過ごしてきたのか？」がテーマに。安室は「30代は20代よりも自由度が増して、とても楽しかったです。困難な事があっても楽しさの方が勝っていました。上手く時間も使えるようになって、息子が一緒に旅行できる年齢になり、よく旅行にも出かけました。ギリシャサントリーニ島がのんびりしていてお気に入り。30代は最高だった」と笑う。取材の最後では、「長年お世話になりました」と丁寧に挨拶をして会場を後に。

『Numéro TOKYO』では、世界中で数々のトップモデルを撮影してきたカメラマンのエレナ・レンディナ氏が来日し、花のセットの中で、レディライクなドレスに身を包んだ安室を写真に収めるシーンからスタート。撮影後のインタビューでは、「プロフェッショナルな安室」がテーマに。「パフォーマンスを続けるためにジムでトレーニングしているの？」という質問には、「リアルに行ってません。以前、アクロバティックなストレッチをやってみたら、次の日筋がおかしくなって、歩き方がおかしくなってしまいました」と笑いながらエピソードを語る。「美しい女性とはどんな人？」「プロとして数字にこわだりはある？」などの質問に対し、自分の考えを伝えるまっすぐな安室が垣間見えるインタビューだ。

『InRed』では、「白いキャンバスに戻って、これからまた新しい世界を描いて欲しい」という意味を含めて、白い空間で撮影。衣装も白の、ゆるっとリラックスした大人の女性を感じさせるコーディネートに。撮影後のインタビューでは、「安室のファッション・美容」がテーマに。「この春夏買った洋服は？」「メイクで使う色は？」「スキンケアは何をしている？」などのプライベートな質問の後に、話題は「美容鍼」へ。安室も興味津々の様子で、いろいろ自分で調べていることを告白。女性同士ならではの美容トークで和気あいあいと盛り上がる。最後は「一番楽しいのは30代だと思います。40代はその質を良くして、遊びも仕事も充実させて欲しいです」と読者へのメッセージで締めくくっている。

『steady』では、スターモチーフ・シースルーのワンピースという、夏がテーマの衣装で撮影がスタート。撮影後のインタビューで、4月に発売された写真集『GIFT』の見どころについて質問されると、安室は「私はこの写真がお気に入りなんです」と真っ先に京都で撮影されたカットを指さす。そして、「2時間のサスペンスドラマで、犯人が登場するような場所なんです」と明かし、スタッフと笑いながら盛り上げていた。また、「素敵な出会いをするにはどうすればいいのでしょうか？」の質問には、「それは私も知りたいです！（笑）」とも。「安室さんの様に周りから必要とされる、最愛の女性になるためのアドバイスをください！」との質問には、爆笑しつつ、「私、愛されてますか？よかった……」とこぼし、終始軽快なトークが繰り広げられた。

安室引退までの最後のツアー『namie amuro Final Tour 2018～Finally～』も残すところ、6月2日（土）・3日（日）の東京ドーム2公演のみ。来月の『Documentary of Namie Amuro “Finally”』では、そのラストツアーの舞台裏を配信する。