1972年の先駆的な映像展を「再演」する『Re: play 1972/2015』展

2015.10.22
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アート


『Re: play 1972/2015―「映像表現 '72」展、再演』が、12月13日まで東京・竹橋の東京国立近代美術館で開催されている。

同展は、1972年に京都市美術館で開催された『映像表現 '72』展を現在の視点から捉え直した展覧会。16人の美術家による映像作品を、映画館ではなく美術館で展示した『映像表現 '72』展の先駆性や現代性を浮き彫りにする試みとなる。

開催にあたって『映像表現 '72』の会場図面や記録写真、カタログなどから会場面積や機材の種類などの割り出しを実施。現在では困難とされる8ミリフィルムの複製もおこなったという。また1972年の京都と、2015年の東京という2つの時空間の重なりやずれを体験できる会場構成も見どころとなる。

会期中には『映像表現 '72』で実施された上映会『FILM NOW 3日間の映画会』をもとにした『「FILM NOW 3日間の映画会」再演』やギャラリートークを開催。詳細は東京国立近代美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。

 

イベント情報

『Re: play 1972/2015―「映像表現 '72」展、再演』

2015年10月6日(火)~12月13日(日)
会場:東京都 竹橋 東京国立近代美術館
時間:10:00~17:00(金曜は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(11月23日は開館)、11月24日
料金:一般900円 大学生500円
※高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料