水曜日のカンパネラ 人間のようで人間ではない、かぐや姫の存在を際立たせる「かぐや姫」MV公開
-
ポスト -
シェア - 送る
水曜日のカンパネラ
水曜日のカンパネラが、本日リリースしたEP『ガラパゴス』から新曲「かぐや姫」のミュージックビデオを公開した。
今作は、かぐや姫が実は宇宙人だったのではないか? かぐや姫の物語の前後はどうなっているのだろうか? など様々なかぐや姫の世界観を想起させる楽曲で、作曲をケンモチヒデフミ、作詞をコムアイが手がけている。
MVは、昨年8月に行った生配信ライブ『水曜日のカンパネラLIVE RECORD(170831石巻市荻浜)』の撮影・監督、先日公開された「マトリョーシカ」のMVに続き山田健人監督が担当。
竹から生まれたかぐや姫の、竹の中での世界を表現しており、この撮影のために作られた縦型に回転するカメラを使った浮遊感ある面白いカメラワークにも注目だ。衣装は、ヘッドピースデザイナー津野青嵐氏が3Dペンで制作した身体から離脱して見えるネックレスで、暗闇の中で怪しく光ったり、身体から浮いているように見える独特なフォルムが、人間に見えて人間ではないかぐや姫の存在を際立たせている。
水曜日のカンパネラは今週末、6月30日、7月1日に河口湖ステラシアターでのワンマンライブを行う。
■コムアイ コメント
「青」は青なのに「青々と」は緑を感じるのはなんでだろうな。日本語の「青」は、海のターコイズブルーを飛び越えて、クロロフィルの緑までを含んでいる。このEPがリリースされる頃の、日本列島の初夏の竹林の美しさはまさに「青」。山は命の噴火を抱え、すべての芽が萌え、鮮やかな色を風にわさわさ揺らして「生きる!」とすべての細胞が叫ぶ季節。海の青から発した生命が、陸の青まで続いてきて、これからどこへ向かうのでしょう。次に現れるのは、どんな生命でしょう。光とともに現れた超人・かぐや姫には、宇宙人説があって、少し先の未来にいる生命に思えます。DNAの螺旋、生命たちの運動が、形を変えながら、ずっと続いていきますように。
■山田健人監督コメント
ちかごろは映像と接するときにみんな緊張してると思います。だから寝る前に読む絵本みたいな作品っていうのを意識してみました。リラックス〜。いっぱい不思議でワクワクしてください。
リリース情報
2018年6月27日(水)発売
【CD】WPCL-12888 ¥2,500+税
【アナログ】WPJL-10103 ¥3,500+税
<収録曲>
01.かぐや姫
02.南方熊楠
03.ピカソ
04.メロス
05.マトリョーシカ
06.見ざる聞かざる言わざる
07.愛しいものたちへ
08.キイロのうた
【EP『ガラパゴス』/「見ざる聞かざる言わざる」配信】
https://wedcamp.lnk.to/galapagosPR
ライブ情報
日程:2018年6月30日(土)・7月1日(日) ※雨天決行・荒天中止
場所:河口湖ステラシアター 野外音楽堂
開場 / 開演:17:00 / 18:00
全席指定:5,500円(税込)
お子様:2歳以下は無料。親同伴
※ステラシアター会場限定販売有り