【DPF 2018 クイックレポ】coldrain 盟友SiMに捧げた、全身全霊全力の8曲・35分
coldrain
DEAD POP FESTiVAL 2018【CAVE STAGE】 coldrain
4月からスタートした37本のロング・ツアーの真っ最中の……というか海外も国内も含めて、いついかなる時もツアーしているのがこのバンド、という気がしないでもないが、そしてそんな状況にあってもフェスやイベントにも精力的に出て行くcoldrain。当然、今年の『DEADPOP FESTiVAL』にも登場。
coldrain
coldrain
まずは「TO BE ALIVE」でオーディエンスに火をつけ、「EVOLVE」で地面がグラグラするほどのジャンプの嵐を巻き起こし、「楽しくなって来たなDEADPOP! 頭振れる奴!」というMasato(/Vo)のアオリから突入した「FEED THE FIRE」ではあたり一面ヘドバンの渦に。すごい光景。何度目の当たりにしても慣れない。曲が終わると同時にバックトラックが鳴り、間髪入れず「24-7」へ。「後ろまで、右から左まで、誰のTシャツを着てるか、誰のタオルを巻いてるかなんて関係ない! 跳ぶ準備はできてますか!」というMasatoのアジテーションに応えて、フィールドの最後方までジャンプが広がる。確かに、本当に、気を抜くヒマが一瞬もない。
coldrain
「楽しんでますか? なかなかねえよな、こんな日。参加できて光栄です。coldrain、最多出演になります!」「DEADPOPに来ると思い出に浸りたくなるところがあって。去年もそうだったんだけど、SiMと出会った頃の曲をやりたいと思います」と、ファースト・アルバム収録の「8AM」、美しいメロディでCAVE STAGEを満たす。
coldrain
coldrain
そして「10年前のcoldrainから、最新のcoldrainへ! まだまだいけますか!」と、2017年10月リリースの最新アルバム『FATELESS』から「ENVY」を投下、オーディエンスを再び地面グラグラジャンプの渦に。曲終わりでMasato、「愛してんぞSiM―!」と絶叫。ラストは「NO ESCAPE」「THE REVELATION」、いつの、どこのフェスでも圧勝してきた必殺の2曲を連打。Masatoと共に力の限りヘドバンし、飛び、声を振り絞ったオーディエンスは、歌い終えて子供のような笑顔を見せながらステージを去る彼に大きな歓声を贈った。
文=兵庫慎司 撮影=kohei suzuki
coldrain
coldrain
セットリスト
2. EVOLVE
3. FEED THE FIRE
4. 24-7
5. 8AM
6. ENVY
7. NO ESCAPE
8. THE REVELATION