【DPF 2018 クイックレポ】04 Limited Sazabys 2日目もいきなり沸点へ GENからSiMにステージ上で出演オファーも

2018.7.1
レポート
音楽

04 Limited Sazabys

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DEAD POP FESTiVAL 2018【CAVE STAGE】 04 Limited Sazabys

2日目のCAVE STAGEのトップは04 Limited Sazabys。SEにSiMの「Amy」を使い、それにかぶせる形でバンドの生演奏がスタート、というオープニングでオーディエンスを驚かせる。そして途中で曲をパッと終わらせ、「knife」が始まるや否や、たちどころにステージ前は……いや、後ろの方まで、「『YON FES』かここは!?」と言いたくなる超ホーム状態と化した。

シンガロング→ハンドクラップ→歓声、と、1コーラスごとにオーディエンスの参加のしかたが変わる「fiction」を経て、RYU-TA(G/Cho)とGEN(Vo/B)がツイン・ボーカルを取る「discord」までの、曲間なしのノンストップで駆け抜ける。

「大事な一番バッターを任されましたけど、私、極度の夜型人間でして、早起きが嫌いです(笑)」と言うGENだが、その割に、ノドのコンディションも、全員のプレイも、完全に仕上がっている。「Chicken race」では頭にSiMの「GUNSHOTS」をくっつけ、RYU-TAの先導でフィールドいっぱいにモンキー・ダンスが広がる。「悪魔には光がよく効くんで、この曲を捧げます」と曲名が告げられた「swim」では、大きな歓声とシンガロングがCAVE STAGEを包んだ。

04 Limited Sazabys


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後半のMCで、GEN、「SiMが大切にしてる『DEAD POP FESTiVAL』に呼んでもらえて、ここに立ててることを誇りに思います」「同じ時代、同じシーンにSiMがいてくれて、俺たちはすげえ助かったし、よかったと思います」と感謝を伝える。そして、「『DEAD POP FESTiVAL』はSiMにとっていちばん大切なイベントなんだと思います。だから僕らもいちばん大切なイベントに呼び返したいと思います。まだ(本人に)何も言ってないけど」と、来年の『YON FES』の出演をここでオファー。オーディエンス、大拍手。

04 Limited Sazabys

「いったん今日暫定の沸点に達してもらっていいですか!」と突入した「monolith」で、まさにその沸点にオーディエンスを導いてからステージを下りるまで、終始高いテンションのままだったGENだが、「midnight cruising」と「My HERO」の間のブレイクで、ボソッと「完全に7月突入しとるわ、これ」とつぶやいたのが、一瞬素に戻ったみたいでおもしろかった。日差しの強さ、空の青さにそう実感したんだと思う。
 

文=兵庫慎司 撮影=kohei suzuki

04 Limited Sazabys

セットリスト

DEAD POP FESTiVAL 2018【CAVE STAGE】 04 Limited Sazabys
1. Amy~knife
2. fiction
3. discord
4. GUNSHOTS~Chicken race
5. medley
6. swim
7. midnight cruising
8. My HERO
9. monolith
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