ゆず、「うたエール(弾き語りバージョン)」の収益金を豪雨被災地に全額寄付「“歌”で皆さんにエールを、支援を贈りたい」
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ゆず
ゆずが「うたエール」(アルバム『BIG YELL』に収録)を弾き語りバージョンとして急遽レコーディングし、7月20日(金)に配信リリースすることを発表した。収益金は、⻄日本を中心に被害を受けた「平成30年7月豪雨」被災地への支援金として全額寄付される。
ゆずは災害発生時の7月6日(金)、全国ツアー『YUZU ARENA TOUR 2018 BIG YELL』広島公演のため、広島に滞在していた。被害の規模や公共交通機関の混乱、ファンの安全を最優先とし、7月7日(土)・8日(日)に開催予定だった広島グリーンアリーナ公演を中止している。
一部交通機関の復旧後、横浜に戻ったゆずは、直ちにスタッフを含めた緊急ミーティングを実施。ゆずとしてなにができるかを考えた末、“歌”で支援を行うことを決意したという。結果、最新アルバム『BIG YELL』から、“エール”と名のついた楽曲「うたエール」をセレクトし、ゆずの原点である弾き語りバージョンとして再レコーディング。元々弾き語りアレンジは存在しない曲だったため、スタジオにてアレンジやコーラスワークを再構築し、想いを歌に乗せ、異例のスケジュールで音源が完成したそう。
「うたエール(弾き語りバージョン)」は、あす7月16日(月・祝)より、ニッポン放送、FM YOKOHAMA、広島FMをはじめ全国のラジオ番組にて一斉に音源が解禁される。その後、7月20 日(金)に主要配信サイトにて配信リリース。その収益金の全額は「平成30年 7月豪雨」被災地、および支援団体へ寄付される。寄付先や寄付金額は、追ってゆずオフィシャルサイトにて報告される。
ゆずのコメント全文は以下のとおり。
ゆず
はじめに、このたび発生した西日本豪雨被害において、被災者の方々の
ご無事を祈るとともに、亡くなられた方々のご冥福を心より
お祈り申し上げます。
災害が起きたとき、僕たちゆずは全国ツアーの広島公演前日で、
広島に滞在していました。楽しみに待ってくれているファンの皆さんのために、
なんとかライブができないかと考えましたが、自分たちの想像を超える大きな
被害状況や公共交通機関の混乱、そしてなにより、お客様の安全を最優先し、
ライブは 2 日間中止とさせていただきました。
滞在先から報道を通じて、広がっていく被害の大きさを目の当たりにし、
とても苦しく、悲しい気持ちになりました。同時に、自分たちになにか
できないかをずっと考えていました。そして湧いてきたのは
今までもそうであったように、“歌”で皆さんにエールを、
支援を贈りたいという想いでした。
横浜に戻り、すぐにゆずで話し合いを行いました。そして、
「うたエール」という楽曲を、ゆずの原点である弾き語りで再び
レコーディングし、皆さんにエールを贈る、という形を選びました。2 人だけの
歌と演奏に、いまの想いをすべて込めました。
この配信楽曲の収益金は、復興支援のためのお役に立てるように、全額寄付し
ます。寄付金額や寄付先についても、改めてご報告させていただきます。
僕たちの歌が、皆さんのこれからの復旧・復興のエールになりますように。
北川悠仁
岩沢厚治