新たな子ども向けキャラクター「ちびゴジラ」が誕生! デザインは“Suicaのペンギン”のさかざきちはる
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TM&(C)TOHO CO., LTD. Designed by Chiharu Sakazaki
さかざきちはるが描く子ども向けキャラクター「ちびゴジラ」が発表された。
第1作目となる『ゴジラ』(1954)が公開されてから64年。現在までに国内で計31映画作品が製作され、シリーズ累計観客動員数は1億人を超える日本を代表する映画キャラクター「ゴジラ」。
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東宝は2014年に「ゴジラ戦略会議(通称:ゴジコン)」を設立以降、ゴジラ映画を核としながら様々なコラボレーション、イベントなどの展開を続けキャラクターとしての「ゴジラ」の認知拡大に取り組んできた。そして、ハリウッド版ゴジラやアニメゴジラ、そして『シン・ゴジラ』などそれぞれの世界感で様々なターゲットにむけて拡大を続ける“ゴジラ・ワールド”だが、ゴジラ生誕65周年にあたる2019年にむけて新たに子ども向けキャラクターである「ちびゴジラ」を発表。作者には“Suica のペンギン”や千葉県公認キャラクター「チーバくん」などで知られる人気イラストレーター・さかざきちはるを迎え、今までになかった「ちびゴジラ」という世界を提案する。
10月下旬に講談社から刊行予定の絵本を皮切りに、おもちゃやグッズなどの商品展開、映像化も含め「ちびゴジラを多角的に展開していく予定だ。また、「ゴジラ」だけでなく、「モスラ」や「キングギドラ」たちも今後登場を予定しており、新たな“ちびゴジラ・ワールド”をお届けする。
「ちびゴジラ」コンセプト
TM&(C)TOHO CO., LTD. Designed by Chiharu Sakazaki
ゴジラを知らない子どもが初めて触れるゴジラであり、子どもたちが共感できて好きになるゴジラをコンセプトにしている。つよがりで負けず嫌いだけど本当は泣き虫なちびゴジラは、0〜5歳の子どもたちにとっては自分自身のことであり、友達のことでもあるかもしれない。また、親にとってはちびゴジラは自分の子どもに重なる存在かもしれません。
「ウチの“ちびゴジラ”がさぁ……」
そんな会話が聞こえるくらい、すべての家族に共通するキャラクターを目指している。
さかざきちはるコメント
「子ども向けの新しいゴジラのキャラクターを作りたい」というお話をいただき、ゴジラ戦略会議の方とともに「ゴジラ」のことを1年近く考え続けてきました。子どもが共感できるゴジラ→子どものゴジラ→おとなとちがって、大きくない強くない→小さくて弱い→だけど強がりで負けず嫌い。少しずつイメージが固まり、小さくて、丸っこくて、健気で一生懸命で、本当は泣き虫な「ちびゴジラ」が誕生しました。
初めて出会うゴジラとして、子どもたちが「ちびゴジラ」となかよしになってくれたらこんなにうれしいことはありません。
作家情報
(C)Chiharu Sakazaki
東京藝術大学美術学部デザイン科卒
絵本「ペンギンゴコロ」(文渓堂)に登場していたペンギンを基にした「Suica のペンギン」で一躍有名に。その後、ダイハツムーヴコンテの「カクカク・シカジカ」や千葉県公認キャラクター「チーバくん」などを発表し、人気を博す。独特のタッチで生み出されるキャラクター達は柔らかな印象と愛くるしさで、子どものみならず大人にも多くのファンを持つ。20〜30代の女性に強く支持されており、日本のキャラクターデザインのトップランナーです。