パラ五輪まであと2年！ アスリートと触れ合うカウントダウンイベント開催

『2020年東京パラリンピック競技大会』の開催まであと2年と迫った25日（土）、そのカウントダウンイベントとなる『みんなの Tokyo 2020 2 Years to Go！』が臨海副都心エリアで開催されることになった。

メイン会場となるMEGA WEB（東京都江東区）では、現在各競技で活躍中のパラアスリートが来場。ステージプログラムに加え、主催者や後援団体、パートナー企業による各種プログラムが催される。

来場するパラアスリートは以下の通り。  

ステージプログラムではパラアスリートがトークやクイズに参加。パラリンピック競技のルールや魅力が余すことなく紹介され、競技会場のことも知ることができる。また、カウントダウンセレモニーも予定されており、主催者代表である小池都知事が挨拶を行い、ここでもパラアスリートらによるトークが行われる予定だ。

さらに、パラリンピックの競技の中から、ボートの魅力発信が行われることになった。2004年のアテネ大会で、水泳200メートルリレーで銀メダルを獲得した前田大介が競技の魅力を紹介するほか、「ローイングエルゴメーター」と呼ばれる漕力を確かめる器具を使ったトレーニングを披露する。

その他、主催者などのプログラムでは、MEGA WEBの1・2階を使って、さまざまな体験イベントを実施。車いすバスケットボール、競技用車いす・レーサー、ポッチャなどを体験することができる。義足での歩行体験もあり、パラアスリートがどんな目線でプレーをしているのかを、肌で感じることができるだろう。パラアスリートと一緒に記念撮影できるブースもあるので、こちらもぜひチェックして欲しい。

また、当日は会場のすぐ近くにあるシンボルプロムナード公園（夢の広場）で、パラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」を彩った花壇を設置。東京都パラリンピック体験プログラム「NO LIMITS CHALLENGE」が催される。

さらに、パナソニックセンター東京（東京都江東区）では「SUMMER FESTA 2018」を開催。パラアスリート、それを支える人、大会に関わる表現者による垣根を超えたトークショーなどが行われる。より深くパラスポーツ、そしてパラリンピックを知ることができるだろう。パラアスリートと一緒に競技を体験できるので、気になる疑問を確かめ、そして尋ねるよい機会になりそうだ。また、日本財団パラアリーナ（東京都品川区）では、パラアリーナ見学、クイズラリーおよびパラスポーツ体験も行われる。

そのほか、東京ビッグサイトやフジテレビジョン本社、東京タワー、東京スカイツリーなどでは、アギトスカラー（赤・青・緑）のライトアップが行われる予定。2年後のパラリンピックに向けて、大いにムードを盛り上げてくれそうだ。