名器ストラディヴァリウス1717年制作“ハンマ”を使用、来日中のヴィオリスト、D.A.カーペンターが兄、姉とのユニットで聴衆を魅了

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カーペンター3兄弟記念写真 ※写真内の展示ヴァイオリンは演奏使用のものと異なります

2018年10月11日、来日中のヴィオリスト、デイヴィッド・アーロン・カーペンターが、東京六本木の森アーツギャラリーで開催されている、「TOKYO STRADIVARIUS FESTIVAL 2018 EXHIBITION」会場内の、LIVE SESSION PROGRAMで演奏を披露し、会場を魅了した。

演奏には、大きな話題となっている先日発表された前澤友作コレクションのストラディヴァリウス 1717年製作“ハンマ”も使用。展覧会展示の名器ストラディヴァリウスの数々から、ヴィオラのD.A.カーペンター自身は、Gibson（ヴィオラ、1734）、兄のショーンは、Hamma（ヴァイオリン、1717）、姉のローレンは今回自ら持参のLubbock（ヴァイオリン、1725）を使用し、気心の知れた兄弟姉妹が使用する3台の名器のハーモニーが会場に響き渡った。

曲目はドヴォルザークの「カヴァティーナ」、日本でもお馴染のリベルタンゴ、ヤンキー・ドゥ―ドル、フィギュアスケート使用で一躍有名曲となった「ハチャトゥリアンのワルツ（仮面舞踏会）」、「カリンカ」、「ラヴ・ミー・テンダー」、「月の光」などからセレクトして演奏した。彼らは目で見る展示だけでなく、まさに音色そのものを展示して多くの来場者を満足させていた。

世界的にも名手が少ないとされるヴィオラ界で、実力を高く評価される稀有な若手の一人、デイヴィッド・アーロン・カーペンター。最新録音アルバムでは世界初公式録音となるドヴォルザーク：チェロ協奏曲のヴィオラ版を聴かせてくれている。また、ドヴォルザークの協奏曲の指揮を務めるのは、日本を代表する指揮者の大野和士。彼の見事なサポートの元、カーペンターは余すことなく彼の実力を発揮している。

また、デヴィッドほか上記3名は、10月13日（土）15時にタワーレコード渋谷店、クラシック・フロアでも生演奏イベントを開催予定。本イベントでは本人たちが持参したストラディヴァリウス他の名器を演奏する。初めて聴く方も、11日の演奏を堪能した方も、ストラディヴァリウスの生音を聴き比べして楽しめるまたとないチャンスをお見逃しなく。

イベント情報

魔性のヴィオリストデイヴィッド・アーロン・カーペンター
『ミニコンサート＆サイン会』

出演：デイヴィッド・アーロン・カーペンター（ヴィオラ）、ショーン・アヴラム・カーペンター（ヴァイオリン）、ローレン・サラ・カーペンター（ヴァイオリン（3名）
場所：タワーレコード渋谷店 7F
日時：2018年10月13日（土） 15:00 START（イベントスペース入場14:30～）

※観覧フリー

「ドヴォルザーク、バルトーク、ウォルトン：ヴィオラ協奏曲他［UHQCD］ WPCS-13773/4（2018.06.27 発売）」
「12の「四季」【輸入盤】2564.648695（2016.04.15 発売）」の対象商品ご購入者を対象にサイン会を実施

公式サイト：https://tower.jp/store/event/2018/10/003032

リリース情報

「ドヴォルザーク、バルトーク、ウォルトン：ヴィオラ協奏曲他［UHQCD］」

WPCS-13773/4（発売中）￥3,800(税抜き)二枚組
（DISC1）
1. チェロ協奏曲ロ短調作品104～第1楽章：アレグロ／アントニン・ドヴォルザーク
2. チェロ協奏曲ロ短調作品104～第2楽章：アダージョ・マ・ノン・トロッポ／アントニン・ドヴォルザーク
3. チェロ協奏曲ロ短調作品104～第3楽章：アレグロ・モデラート／アントニン・ドヴォルザーク
4. ヴィオラ協奏曲 Sz120～第1楽章：モデラート／ベーラ・バルトーク
5. ヴィオラ協奏曲 Sz120～第2楽章：アダージョ・レリジオーソ／ベーラ・バルトーク
6. ヴィオラ協奏曲 Sz120～第3楽章：アレグロ・ヴィヴァーチェ／ベーラ・バルトーク
7. ヴィオラと管弦楽のための「海景」～第1楽章：灯台の廃墟／アレクセイ・ショー
8. ヴィオラと管弦楽のための「海景」～第2楽章：孤独の航海／アレクセイ・ショー
9. ヴィオラと管弦楽のための「海景」～第3楽章：強まる嵐／アレクセイ・ショー
10. ヴィオラと管弦楽のための「海景」～第4楽章：夏のひょう／アレクセイ・ショー

（DISC2）
1. ヴィオラ協奏曲～第1楽章：アンダンテ・コモド／ウィリアム・ウォルトン
2. ヴィオラ協奏曲～第2楽章：ヴィーヴォ・エ・モルト・プレチーゾ／ウィリアム・ウォルトン
3. ヴィオラ協奏曲～第3楽章：アレグロ・モデラート／ウィリアム・ウォルトン
4. マークのための子守歌／アレクセイ・ショー
5. ナタリーのワルツ／アレクセイ・ショー
6. 均整のとれた歌～第1曲：Murka Metamorphoses／アレクセイ・ショー
7. 均整のとれた歌～第2曲：Trans-Siberian Waltz／アレクセイ・ショー
8. 均整のとれた歌～第3曲：7:40 Samba／アレクセイ・ショー
9. 均整のとれた歌～第4曲：Baroken Love／アレクセイ・ショー
10. 均整のとれた歌～第5曲：Last Penny／アレクセイ・ショー
11. 均整のとれた歌～第6曲：Odessa Walk／アレクセイ・ショー
12. 均整のとれた歌～第7曲：Buenos Aires Bonbons／アレクセイ・ショー
13. 均整のとれた歌～第8曲：Chicken Tarantella／アレクセイ・ショー
14. 均整のとれた歌～第9曲：Nostalgic Waltz／アレクセイ・ショー
15. 均整のとれた歌～第10曲：Buggy Bossa Nova／アレクセイ・ショー
16. 均整のとれた歌～第11曲：Semi-Cannonical Great Feud／アレクセイ・ショー
17. 均整のとれた歌～第12曲：Lament／アレクセイ・ショー
18. 均整のとれた歌～第13曲：Murka Variations／アレクセイ・ショー

公式サイト：https://wmg.jp/david-aaron-carpenter/