第31回東京国際映画祭にて、野村萬斎の舞台挨拶が決定 野村万作・萬斎・裕基、野村家三代に迫ったドキュメンタリーが上映
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野村萬斎
WOWOWオリジナルドキュメンタリー 「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う ~万作・萬斎・裕基、未来へ」が、第31回東京国際映画祭 特別上映作品として10月31日(水)に上映される。そして、野村萬斎の舞台挨拶も行われることが決定した。
今年9月、狂言650年の歴史を担う野村万作・萬斎・裕基の野村家三代が、パリで“狂言師・究極の舞”といわれる「三番叟(さんばそう)」を日替わりで披露するという前代未聞の舞台に挑戦した。87歳にして終わりなき芸と肉体への挑戦を試みる人間国宝の万作。狂言師として歩みだしたばかりの18歳の萬斎の息子・裕基。三人三様の舞を見せることによって、芸の伝承に真正面から向き合おうとする彼らの闘いに迫る。「三番叟」は、狂言師が神のより代となり五穀豊穣を願う“神秘の舞”。萬斎が狂言をやろうと心に決めたのは、万作の「三番叟」を見たことがきっかけだった。そんな万作も87歳にして、79歳で亡くなった父・六世万蔵を超えようと意気込む。一方、裕基にとってパリで「三番叟」を披露するということは初挑戦となる。しかしそこには、狂言の精神を裕基に伝承しなければならないという萬斎の真の想いがあった。そして裕基は2人の芸を受け継ぎ、新しい世界を切り開こうとする成長著しい姿を見せていた。それぞれ現役の今を生きる野村家三代の挑戦をこの番組は追っている。「3人を見比べていただくと、どういうふうに継承が行なわれているかを感じていただけるはず」、今や狂言師としての枠にとどまらず、映画、ドラマなどさまざまなジャンルで活躍を見せる野村萬斎は語る。
番組は、300年近くにわたり芸を伝承してきた野村家の三代がパリでどのような“花”を咲かせるのか、3人の「三番叟」はパリの観客の心に、そして現代という時代にどう響くのかを映している。
また、WOWOWでは「野村萬斎の世界」として特集を組み、ドキュメンタリーの他、狂言劇場や、野村萬斎主演の舞台・映画作品を放送する。詳しくは、WOWOW番組HPでwowow.bs/nomurake
上映情報
WOWOWオリジナルドキュメンタリー ノンフィクションW
「野村家三代 パリに舞う ~万作・萬斎・裕基、未来へ」
<第31回東京国際映画祭>
2018年10月25日(木)~11月3日(土・祝)
会場:六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区)他
公式サイト:www.tiff-jp.net
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放送情報
「野村家三代 パリに舞う ~万作・萬斎・裕基、未来へ」