ももクロ、あーりん演出「親子祭り」で夢のステージ
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ももいろクローバーZ「佐々木彩夏演出 ももクロ親子祭り2015」の様子。(Photo by HAJIME KAMIIISAKA+Z)
ももいろクローバーZが本日11月1日、千葉・幕張メッセ国際展示場3ホールにて親子限定ライブ「佐々木彩夏演出 ももクロ親子祭り2015」を開催した。
このライブはももクロ公式ファンクラブ「ANGEL EYES」会員限定で行われたもので、ライブの演出やグッズのプロデュースはメンバー佐々木彩夏が担当。会場にはサーカスをイメージした装飾が施され、ピエロや大道芸人、バルーンアート、着ぐるみなどのパフォーマー、記念撮影スポットやぬり絵などのアミューズメント施設の設置、動物の名前を付けたエリア分けなど親子で楽しめる要素がたっぷりと用意された。
ライブは2部構成で行われ、第1部はゲストのお笑いコンビ・ブルーリバーを交えた芝居からスタート。ももクロの5人が演じる「何をやってもうまくできないポンコツ5人娘」を、青木淳也が演じるサーカス団の団長が叱り、代わりにスカウトしてきた川原豪介演じる大男がリンゴを片手で握りつぶしたり、ホースでプリンを吸ったりという豪快な芸を披露する。高城れにもこれに負けじと挑戦し、“ももクロのダイソン”高城は初挑戦とは思えないすさまじい吸引力で観客を驚かせた。さらに「うたのおねえさん」のなおちが加わり、ポンコツ5人娘は「きらきら星」「かえるのうた」「もりのくまさん」といった童謡を観客と一緒に振り付きで歌唱。5人がステージを降りて客席内のお立ち台でパフォーマンスすると、客席の子供たちは大喜びで声援を送った。その後はももクロの楽曲も披露され、「みてみて☆こっちっち」以降は再びメンバーが客席内を移動。さらに「Chai Maxx」「ココ☆ナツ」では佐々木による振付レクチャーも行われた。
第2部のステージは「行くぜっ!怪盗少女」でスタート。MCでは子供たちの声援に対し、メンバーが「かわいい声がたくさん聞こえてくるね!」「連れて帰りたい!」と顔をほころばせる。7431人の来場者のうち最年長は86歳の女性で、ハッピを着てライブを楽しむ様子にメンバーは驚きの表情を見せた。アンコールの最後に披露された「走れ! -Z ver.-」では、再度ももクロが客席内を練り歩き、最後は大道芸人やブルーリバーらもステージに上がってサイリウムを振りながら5人のパフォーマンスを盛り上げた。ライブ演出に挑戦した佐々木は「楽しんでいただけましたか? 本当にゼロからのスタートで未熟なところもあったんですけど、いろんな皆さんやメンバーの協力があって最後までやることができました!」と感想を述べ、およそ2時間に及んだステージを締めくくった。
ももいろクローバーZ「佐々木彩夏演出 ももクロ親子祭り2015」
2015年11月1日 幕張メッセ国際展示場3ホール セットリスト
第1部
・きらきら星
・かえるのうた
・もりのくまさん
01. 一粒の笑顔で…
02. みてみて☆こっちっち
03. Chai Maxx
04. ココ☆ナツ
第2部
SE. overture ~ももいろクローバーZ参上!!~
01. 行くぜっ!怪盗少女
02. ツヨク ツヨク
03. DNA狂詩曲
04. MOON PRIDE
05. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
06. 黒い週末
07. サラバ、愛しき悲しみたちよ
08. Link Link
<アンコール>
09. 僕等のセンチュリー
10. 走れ! -Z ver.-