高岡早紀　デビュー30周年記念で初のオールタイムベスト発売、ジャケットは美しい色気を放つ自撮り写真

高岡早紀のデビュー30周年を記念したアルバム『オールタイム・ベストアルバム ～The Other Side of Love～』が12月5日（水）にリリースされることが決定した。

高岡早紀は、1988年4月30日にシングル「真夜中のサブリナ」（「マドラス」テレビCM曲）で歌手デビューし、3年半の間に4枚のオリジナルアルバムと7枚のシングルをリリース。その後は女優として、舞台、映画、テレビドラマ等で活躍し、2012年より音楽活動を再開、近年はライブ活動も精力的に展開している。

3年半のアイドル時代は、大半の楽曲の作曲・編曲・プロデュースを加藤和彦（サディスティック・ミカ・バンド他）が担当しており、アイドルポップスの枠を超えたハイクオリティなサウンドと、独自の詞世界で高い評価を受けたていた。活動再開後は、幼少時から付き合いの深い山下洋輔（ピアノ）等との共演で、ジャズやボサノヴァを歌うアルバムを発表するなど、音楽的な幅を広げている。

そんな高岡早紀の初のオールタイム・ベストとなる今作は、アイドル時代のシングルA面7曲に加え、音楽活動再開のきっかけとなった和製ジャズの名曲「君待てども ～I’m waiting for you～」（主演映画『モンスター』エンディング曲／ピアノ演奏：山下洋輔）、自身が作詞を手がけた「I see your face」（作曲：山下洋輔）、新曲「愛のムコウガワ」、さらにライブの定番曲となっている「野蛮な憂鬱」と「SLEEP WALKER」（ともに1stアルバム『SABRINA』収録曲）のライブ音源を収録。アニバーサリー企画にふさわしく、“歌手・高岡早紀”の30年の歩みが凝縮された内容となっている。

ジャケットには、1989年にリリースされた1stアルバム『SABRINA』のジャケット写真（撮影：篠山紀信）にも通じながらも、30年を経てより美しい色気を放つ“自撮り”写真を使用している。

高岡早紀は現在、舞台『魔界転生』（演出：堤幸彦）に出演するなど女優として多忙な日々を送っているが、2019年は音楽活動も積極的に展開する予定だという。

■高岡早紀コメント
「真夜中のサブリナ」でデビューしてから、早いもので30年の月日が経ちました。当時15歳で、右も左もわからなかった私に、加藤和彦さんが付きっきりで歌唱指導してくださったことが昨日のことのように思い出されます。ここまでこられたのは、応援してくださったファンの皆様と、まだ子供だった私を大きな愛で包んで成長させてくれたスタッフの方たちのおかげ。歌手・高岡早紀の歴史が詰まったこのベスト盤の収録曲を聴きながら、「本当に恵まれた30年だった」と、あらためて感謝の念でいっぱいになりました。
現在の私はライブで歌うことが楽しくて仕方ありません。この『オールタイム・ベストアルバム』がきっかけとなって、多くの皆さんとお会いできることを楽しみにしています。