「東映まんがまつり」が29年ぶりに、ついに復活！『爆釣バーハンター』など4本立て

1967年（昭和42年）より、東映が子供向け映画をまとめて上映した伝統あるシリーズ「東映まんがまつり」が、29年ぶりに復活し、2019年4月に劇場公開することが発表された。

東映まんがまつりとは夏休みなどの長期休みに行われた東映の子ども向けオムニバス興行タイトル。アニメ作品だけでなく、実写映画「フィンガー5の大冒険」や「がんばれ！！ロボコン」などさまざまなジャンルの作品が上映されており、「東映まんがまつり」という呼称は1990年の春まで使われていた。
 

ラインナップは、絵本、読み物がシリーズ累計500万部を超え（2018年11月現在）、NHK Eテレで12月1日よりレギュラー放送が開始される『おしりたんてい』。2018年4月より「月刊コロコロコミック」で連載開始、10月からはテレビ東京系で始まったアニメも小学生男子の人気「爆」上昇中の『爆（ばく）釣（つり）バーハンター』。2005年に開設したブログ「うちの3姉妹」が大人気となり、単行本もベストセラーに、2008年よりテレビ東京系にてアニメ放送、小学生女子に根強い人気の『うちの3姉妹』。ダンボール工作が動くマカフシギなアニメーション『りさいくるずー』の4本立て。
 

また東映まんがまつり復活について、東映アニメーション 浅間陽介プロデューサーからのコメントも届いている。
「いま本当に子ども向けのアニメ映画って少ないんじゃないかな、と感じることが多くなりました。今回、1960～80年代にかけて親しまれた「東映まんがまつり」の呼称を復活させた理由としては、本当の子ども向けの映画を、映画館という空間で子どもたちみんなで楽しんでいただきたいという気持ちからです。いろんな作品の詰まった玉手箱のような「東映まんがまつり」を、是非ゴールデンウィークにお楽しみいただければと思います。」

子供の頃、何本ものアニメを一気に観れるというだけで嬉しかった「東映まんがまつり」の復活。子供と一緒に劇場に足を運びたい。