BAROQUE 躍進の裏側とメンバーの心持ち、モードチェンジの真相を探る
-
ポスト -
シェア - 送る
BAROQUE
現在、全国ツアー『BAROQUE TOUR 2018「FALLING FOR//YOU 」』を開催中のBAROQUEが、ツアー最終日となる12月25日にニューシングル「YOU」をリリースする。単調なリズム、フレーズを繰り返していくことで、ゆっくりとだが確かなスケール感を生みだす極上のラブソングになっている。BAROQUEは2018年、タイプの違う「FLOWER OF ROMANCE」と「AN ETERNITY」というシングルを7月に2枚同時リリースし、夏の全国ツアー『BAROQUE TOUR 2018 IN THE ATMOSPHERE』に続き、間をあけずに現在のツアーを開催。2018年のこれらの活動を通して明らかなモードチェンジが伺えるBAROQUE、怜(Vo)と圭(Gt)にその変遷と現在のモードを訊いた。
――ツアーの調子はいかがですか?
怜:こんなに長いツアーを組んだのは初めてなんですけど、バンド的にはすごくいい状態で、とてもいい感じですね。お客さんとの距離感も境界線がなくなってきて、一緒にライブをやってる感じがより強まってるし。
圭:どんどん良くなってるし、そのなかで再確認も発見もできてる。
――2018年のBAROQUEは、これまでとは違って“バンド感”でどう観せるかというライブに移行してきた年だと思っているんですが。いかがでしょうか?
圭:その通りですね。2017年のクリスマスライブ、ライブDVDにもなりましたけど。あれが終わったあと、いろいろ整理したくて2018年前半は表立った活動はしなかったんですが。これは怜にも言ったんですけど、このままじゃダメな気がしたんですよ。最初は『PLANETARY SECRET』(2015年5月発売アルバム)の曲たちを乗りこなす。演奏も歌も、あれを再現するのが大変で、それだけで精一杯だったんです。2年ぐらい経ってそれができるようになったとき、自分はお客さんとの“壁”を感じて。ライブの在り方もちょっと違うなと思って。夏からツアーに入っても、最初は去年の年末と同じ感じでスタートしてたので、メンバーとぶつかったりしてたんですね。
怜:うん。あったね。
――それは2人だけで?
圭:サポートメンバー、スタッフも含めて。音源を再現するライブとして、どこでも同じような演奏が必ず美しい音で聴けるというのをその前まではやってたんですよ。それがやれるようになったら、それに慣れ過ぎて、あんまり面白味がなくなってたのか刺激がなくなって。
怜:だから、その一つ先だよね。
圭:そこに行きたくなったんです。その瞬間瞬間を表現したいという気持ちになっていったんじゃないですかね。ステージにいる人間はいま、怜以外はイヤモニして演奏してるんですけど。演奏には集中できてやりやすい環境なんですけど、それだとお客さんと一つになれた気がしないというか。そういうことを各々感じてたんじゃないですかね。それで、まずステージの人間が一つになって、その後に会場を一つにしていくというのを2018年のツアーでやっていったんです。
――映像を使って音の世界観に浸らせるライブから、観客との“一体感”を求めるアクティブなライブを欲するようになった、と。
圭:曲がそういうものを求めてた気がする。「SILENT PICTURE」は前からそういう。
怜:要素はあった。まだ先までいけるって。
圭:これは個人的な話なんだけど、いい?
怜:どうぞどうぞ。
圭:1本目のツアーの初日って、SHIBUYA WWW-Xだったんですけど。俺、あの日思ったのかもしんない! あの日、本編ラストに「AN ETERNITY」を初披露したんだけど。あのときに封印してたものが解かれそうになったというか。昔、初めて怜とライブやったときに怜に言ったことがあるんですよ。怜は憶えてるか分かんないけど。怜に「ストッパーを外して演るんだよ」って言ったの憶えてる?
怜:うん。
圭:それが「AN ETERNITY」を初めてやったときにきて。BAROQUEって昔はストッパーとかまったくなかったんだけど、時を経て、2人になってからはとくに曲を再現するためにも綺麗に演奏してたんですよ。それが「AN ETERNITY」を演奏したときに、これは最近よく言ってるんだけど、自分のなかに悪魔がやってきて“全部ぶっ壊してやれ”ってなったんです(笑)。そのとき、ライブってこうだなっていうのを思ったのかもしれない。例えば、昔は「SWALLOW THE NIGHT」という曲も綺麗にカッコよくプレイしてたんですけど、いまは違うもんね。「SWALLOW~」のなかには隠れてた凶暴さと美しさがあって。凶暴だからこそ美しい、そういうのを理解できたんでしょうね。だから、俺は綺麗に曲を再現するために、どこかで自分にストッパーをかけてたんだと思う。そういうものが蘇らないように拒んでたんだけど、それが外れた。
BAROQUE/怜(Vo)
この曲を歌ってるときは、毎回恋ができる。その日、その場所の。すごい体験してるなって思う。こんな体験なかなか日常ではできない。
――リミッターが外れたら、封印していた悪魔の圭さんが目覚めてしまった、と。怜さんもなにか変化があったんでしょうか?
怜:俺はね、バンド。バンドのボーカルとは? ってところかな。一人でやってる訳じゃないからね。この曲でどう音と会話する? ってことまで密に話してるから、俺らは。それがより出るようになったのかな。いまはこういう風に音がきてるからこういう風に歌おうとか。体感しながら歌ってるよね。
――それを体感するためにもイヤモニを?
怜:俺は外しました。よりステージでの(音との)会話感。そこは、いまやってるツアーでは感じてますよね。
――2人の変化を受けて、お客さんのノリも以前とはまったく変わってきましたよね?
怜:本当にお客さんとの壁がなくなって、より前のめりに感情的に(ライブに)入ってきてくれてるのが分かる。表情も柔らかいし。
――場内の空気感も開放的になりましたよね。
怜:うん、たしかに。それは感じますね。
――ある意味2本のツアーの集大成となる12月25日のツアーファイナルは、どんなものになりそうですか?
圭:いまは、その日しかできない演奏、歌をやろうという意識が強いから、そういう意味ではその日ならではのものになると思います。照明とか演出に関しては、一番自分たちが理想としているものが見せられると思います。
――BAROQUEが毎年クリスマスにライブを続けている理由は?
怜:もともとBAROQUEにとって、この日は解散ライブをやった日というのもあって、ファンも思い入れがあるんじゃないかというので始めたんだよね? たしか。
圭:いまはファンの人も社会人や子供がいる人がいるので、クリスマスは行きにくいって言われてますけどね(笑)。別に子供連れてくりゃいいじゃんて。
怜:ウチは子供OKだから。
――そうなんですか?
圭:うん。だから子供もいますよ。たまに3列目ぐらいに子供がいたりしますから(笑)。
――では、次に12月25日発売のシングル「YOU」のお話をする前に、その前に2枚同時リリースした「FLOWER OF ROMANCE」と「AN ETERNITY」についても聞かせてもらいたいんですが。「GIRL」(2016年10月発売シングル)からこの2曲へはどうつながっていくんですか?
圭:まず『PLANETERY SECRET』出して以降、ずっとアルバムを作ってるって言ってるじゃないですか。当初はアルバムをすぐに出す予定だったから、シングルは出す気はなかったんですよ。でもKenさん(L'Arc~en~Ciel)と出会って「GIRL」を出して。次のアルバムは聴いた人を、男性だったら少年に戻す、女性だったら少女に戻すというのがテーマなので、その少女に戻すというところに「GIRL」があった訳です。最初はそういう童心がテーマだったので、輝かしい部分だけ書けばいんだと思ってたんですね。けど、光があれば影があるように、そこだけでは成立しないことがだんだん分かってきて。それが見えたのが「FLOWER OF ROMANCE」と「AN ETERNITY」なんですよ。
――ああー。それで、「GIRL」とは真逆の方向、影の方向性にある2曲を出した訳ですね?
圭:そうです。全部アルバムの曲なんですよ。次に出す「YOU」も。
――「YOU」はどういうポジションにある曲なんですか?
圭:明るいか暗いかで言ったら、多くの人が明るいと感じるんじゃないですか。
怜:そうだね。
圭:「GIRL」に近い方向性。
――「YOU」はどんなテーマで書いた曲なんですか?
圭:このまんまです。『PLANETERY SECRET』はこの世に生まれ落ちるまで、誕生するまでの哲学的な話。次の少年少女というテーマは、『PLANETERY~』で生まれた人が、もう一度世界を、人生を知っていくなかの物語なんですね。だから、そこには女性たちを少女に戻す「GIRL」があったり、ライブでやってる「SKY FITS HEAVEN」や、死をテーマにした「AN ETERNITY」があったり、「FLOWER OF ROMANCE」があったりする訳ですが。要するにこのアルバムは自分ではなく、他者へフォーカスしてるんです。そのなかで「YOU」は、人生で恋愛したことがない人はいないじゃないですか? そういう恋する気持ちを呼び起こす曲です。最初にサビメロが出てきたとき、どこから聴いても恋愛の曲だなと思ったんですよ。なので「GIRL」の童心につなげて初恋の歌にすればいいのかなと思って、いろいろ映画を見て、そこに寄せてったんだけどピンとこなくて。でも、あるきっかけでバチッときたんです。そうやって2年前にできた曲だけど、2年前にレコーディングしてたらこういう風にはなってなかったし、納得いってなかったと思います。
――「YOU」は以前からライブでもやってらっしゃいましたが。ライブでもバチッと形になるまで時間がかかりましたもんね?
圭:演奏するのが難しかったんですよ。曲構成は初演からまったく変わってないんですけど、本当に細かいテンポ設定だったりが難しくて。「YOU」は1曲のなかでめっちゃテンポが変わってるんですよ。すっごい細かく。99.85とか、そういうところまで刻んで変わっていくんですね。最初は93から始まって、途中95.いくつまでいって99.85に上がってとか。そんな世界でテンポが変わるんです。
――その微妙なテンポ調整が、この曲のスケール感を作っていく訳ですか?
圭:そうそうそう。そういうのにすっごい時間がかかった。テンポも何パターンも試して。5~6パターンぐらいあったんですよ。いつもだったらデモができたらそのままをレコーディングするんだけど、細かいテンポ設定で曲の揺れが変わるから何度も試して。そのたびに細かくテンポが変わるクリックを作って、それをKENZO(Dr)に叩いてもらってたら「あんた頭おかしい」って言われた(笑)。そうやって、テンポに合った音と、そこにKENZO本人の揺れのある音。そういうものが必要な曲でしたね。普通につるっと固定のテンポでやったら、こういう風にはならないんです。難しかったですね。
――怜さんは歌についてはどうだったんですか?
怜:歌はね、前半は前に録った仮歌のテイク。後半は11月の後半に歌ったの。歌もつるっと歌えるんだけど、そのときに歌ったテイクの良さってあるから。
圭:時系列めちゃくちゃだね。この曲。
怜:そうだね。
圭:ドラムとベースは2月に録ってて。歌はその前でしょ?
怜:そうそう。1月。歌ってみて、選ばれたテイクがたまたまそうなった。でも違和感がないんだよね。自分で聴いてても。綺麗にもう1回新しく歌い直したんじゃ、こうはならないんだ。テンポに関しても、本当にいろいろ試して。ライブではもっとテンポを速めてやったこともあって。いろんな「YOU」を歌ってきた結果、いまライブで歌ってるテンポ感が一番気持ちいいところにいるなと思いますね。
――歌詞はラブソングとして書いたんですか?
怜:圭からは“恋”というキーワードをもらって。……あともう一つあった。今回はとびきりストレートに書いてほしいって言われた。恋もいろいろ種類があるから、そこはど真ん中の恋する気持ち。言葉も着飾らない。だから、普通の言葉を書くのに苦労したよね。
――「YOU」のなかの“I LOVE YOU”とかまさにどストレートな歌詞だと思うんですけど。最初からこれは出てきてたんですか?
怜:一番最初は、ここはまったく違った。言ったほうがいいですか?(笑) 最初はね、ここは“GOOD BYE”でした。でも、違うなと思ってて、そんな悲しさはこの歌にはないやと思って、I LOVE YOUにしたんです。
――そこの選択は、この曲の肝になったと思いますね。
怜:ねっ。よかったよかった。こっちにして。
――ステージではどんな気持ちで歌っているんですか?
怜:この曲を歌ってるときは、毎回恋ができる。その日、その場所の。だから、これを歌ってるときはすごい体験してるなって思うよ。こんな体験なかなか日常ではできないから。
BAROQUE/圭(Gt)
いい意味で、音楽人生で初めて俺らがやりたいことと、いまファンがBAROQUEに求めてることが一致してる気がする。
――羨ましいです、そういう体験ができて。サウンドに関しては「FLOWER OF ROMANCE」、「AN ETERNITY」に続き、今作もギターの主張、存在感、音量がすごくないですか?
圭:でも『PLANETERY SECRET』もそうですよ。音量でいえば『PLANETERY~』のほうがデカいですから。「SWALLOW~」とかめっちゃデカいもん。この間スタジオで聴き比べたから間違いない。「AN ETERNITY」はそんなデカくない。そう感じるのは、弾いてるフレーズの内容と在り方だと思う。
――うわー、それは衝撃の事実です!!
圭:そこもライブを通して変わってきたんじゃないですかね。歌が無くなったときにギターソロを入れるとか。前はそこまで間奏でソロを弾いたりすることはなかったんで。いままでは楽曲が5分あっとしたら、その全部のサウンドで自分の音楽表現ができればよかったんですよ。いまもそれは変わってないですけど、さらにミニマムでギターだけになっても、自分だって分かる、自分のギターだって言えるものを出したい。「YOU」だったら、最初のパン・ポン・パンの3音ですけど。その3音で俺の人となりもわかって、曲の世界観も分かってっていうギタリストにならないとなと思ってます。でも、「AN ETERNITY」も、ギターはたいして弾いてはないですけどね。
――すいません、一言いいですか? いまどきエンディングにこんな長々とギターソロを入れてる人なんて、他にいませんけど。
圭:あー、たしかにね(笑)。でも「YOU」はギターソロらしいのは最後のサビの直前にあるぐらいですから。
――「YOU」はソロではなくて、ボーカルと並走してギターもフレーズで歌ってるじゃないですか? そこの存在感が強いんだと思うんです。怜さんのボーカルに圭さんのギターフレーズが並走することで、それが歌のなかの2人のラブな距離感を演出することにもなっている気がするんですよ。
圭:ああ。「AN ETERNITY」では怜がサビを歌ったあと、同じメロをギターで弾いてみたり。「FLOWER OF ROMANCE」もワザとサビと同じメロをソロで弾いたり。そういうスタイルがBAROQUEなんでしょうね。あと、ギターに関しては、前よりも(リスナーの)耳に引っかかるように弾こうと思ってます。それはKenさんから教えてもらいました。『PLANETERY~』のときも派手なフレーズは弾いてるし速弾きもしてるんだけど、綺麗に弾きたかったからリズムもちゃんと合っててピッチもいい。「だけど、それだけだとさらっと(耳から)抜けちゃうよ」って言われて。そこは前作から意識してます。「YOU」はそんなにギターソロはないけど、いくときは大げさに音を揺らしたりしてひっかかりを作ってて。そうやって、歌がなくなったときに俺が出ていく。ライブをやってるときに、それがBAROQUEだなって思います。それがやってて気持ちいいし。
怜:気持ちいいね。
圭:それが2人組である意味なのかなって思ってきてる。
怜:お互い違うところだけど、同じように共鳴するときもあって。
圭:そう! そこで揉めたこともあったよね? お互いのことをもっと聴き合ってやろうよって。ここはこういうフレーズにいってるんだから歌でこう返してくるようなキャッチボールができないと面白くない、みたいなことを夏のツアーの最初にしましたね。だから、最近はアドリブっぽいものも増えてきたし。そういうものも、すべては「AN ETERNITY」の初演から俺は始まってる気がしますね。
――通常盤にはC/W曲として「何千何万何億の君への思い2018」が収録されています。
圭:冬に出すシングルとして、ラブソングつながりで、最近ライブでもやってて、いまのバンド感、雰囲気がある曲なのでこれをリテイクした。それだけです。
怜:これは赤レンガでやる前に、シングル候補として出してた曲なので、歌詞も相当前に書いてますね。
――で、当時怜さんはこれをシングルにしたいってずっとおっしゃってたんですよね。
怜:俺、言ってた?
――ええ。とってもプッシュされてました。
怜:そこから時を経て、こうしてシングルに入ってよかった(笑)。
――タイトルはどういう意味なんですか?
怜:すっごいとびきり長いタイトルにしたかったんです。
――アルバム『ノンフィクション』に収録されていた曲ですけど。これを出した頃は2人ともライブではツノが生えてましたよね。
怜:あー、生えてた!!
圭:3人いましたけどね。メンバーも(笑)。
――今作は「YOU」ではなく、「何千何万~」のMVを撮影して。こちらはKENZOさんともつながりのあるインテツさんが監督したそうで。
圭:このMVはファンへのプレゼントみたいな感じで。もちろん「YOU」を撮影したかったんですけど、MVでどうしてもやりたいことがあったんですよ。初の試みをしようとしてて。
怜:そうだね。
圭:こちらは、なんらかの方法でみんなに見てもらえるようにしたいなと思ってます。
初回盤
――この「YOU」のジャケットに写っている手は、メンバーの手ですか?
圭:これ? メンバー同士の手ってことですか? んな訳ないじゃないですか(笑)。勘弁してくださいよ。
怜:別に俺は構わないですけどね(笑)。
圭:そういうキャラ作りしなくていいから(笑)。
――そうして、アルバムはまだなんですか?
圭:いや、もうそろそろですよ。4曲シングルカットされて、いい加減そろそろきますよ。
――BAROQUEはキャリアに比べて作品数が極端に少ないじゃないですか。もっとチャチャチャって作れないものなんですか?
圭:俺の才能では無理っすね。10何年以上、長いことバンドやってて、どんなものが残るのか、残らないのかが自分たちでも分かってきてるので。そこですね。
――では、アルバムお待ちしております。最後に、読者のみなさんにツアーファイナルに向けてメッセージをお願いします。
怜:すごいいいものができたツアーです。各地でその日限りの毎回違うライブができてるので、BAROQUEのライブ、いま来たほうがいいよ?
圭:でも、観たい人だけ観ればいいんじゃないですか?(笑) 自然と広がっていくと思うので。そこは調子に乗ってる訳じゃなく、自信を持ってるんで。2人になってやっとスタイルができてきて、ファンとの絆もこのツアー2本ですごくできたと思う。いい意味で、音楽人生で初めて俺らがやりたいことと、いまファンがBAROQUEに求めてることが一致してる気がするんですね。これまでずっとそれが一致しなかったけど、いまはその信頼感があるから、初めて気が楽っちゃあ楽かも。だから、来たいヤツは来ればいいし。無視できない存在になるから。この感じのまま好きなことやるよ。もうどうでもいいよ、周りのことは。っていうのを、この2本のツアーで思い出した。ああー、俺こういうヤツだったわって(爆笑)。
――悪魔な圭さんの久々の復活にも注目ですね。
取材・文=東條祥恵
リリース情報
2018年12月25日発売
初回盤
通常盤
限定盤
ライブ情報
OPEN 16:30 / START 17:00
■熊本公演振替:2019年2月9日(土) 熊本B.9 V2
■2019年1月13日(日)