朴璐美プロデュースのLAL STORY、藤沢⽂翁書き下ろし怪奇譚第⼆弾『東海道四谷怪談外伝・嘘』を上演
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朴璐美がプロデューサーとなり2018年に立ち上げた舞台製作チーム“LAL STORY(ラルストーリー)”。2018年7~8月サンモールスタジオにて、ストレートプレイ『死と乙女』、2018年11月TheGLEEにて『神楽坂怪奇譚「棲」 再再演』を上演し、それぞれの小さな空間には、贅沢で濃密な劇世界が満ち溢れていた。
そのLAL STORYが、『東海道四谷怪談外伝・嘘』を東京・白金高輪セレネスタジオ SELENE b2で2019年1月31日から2月3日まで上演する。声優界のレジェンド羽佐間道夫と、LAL STORY主宰の朴璐美の二人がプロデューサーとなり、朗読劇の第一人者と評される劇作家・藤沢文翁が書き下ろして贈る、体感型朗読劇・怪奇譚シリーズの新作だ。
鶴屋南北作の歌舞伎「東海道四谷怪談」が大盛況の江戸時代。
ある吹雪の日、宅悦を訪ねる美丈夫が一人。
「東海道四谷怪談」その真実を聴きに来たと。
「そうですかい……旦那にも見えるんですかい。 “アレ”が……。」
宅悦が重い口を開き語り始める。
それは誰も知らない真実の四谷怪談だった……
本公演は“お岩さん”で有名な四谷怪談を題材に、藤沢文翁が書き下したストーリーだ。宅悦⽬線で語る、お岩さんの出てこない全く新しい“四⾕怪談”という。
読み手には、世代を超えた豪華なキャスト陣が揃った。羽佐間道夫、井上和彦、山路和弘、立木文彦、緒方恵美、東地宏樹、朴璐美、関智一、福山潤、細谷佳正、梶裕貴、榎木淳弥、島﨑信長、戸谷公人が、公演回替わりで二人ずつが出演。若旦那役と宅悦役に分かれて演じる。
体感型朗読劇・怪奇譚シリーズは、観客を劇世界へと誘う舞台美術や演奏、ステージングパフォーマンス、音響照明効果も大きな魅力。「ギア-GEAR」の看板ドール・兵頭祐香がステージングパフォーマンスで、国内外で活躍する「ザッハトルテ」のチェリスト・ヨース毛が演奏とサウンドデザインを担当する。また、新・純邦楽ユニット「WASABI」で尺八を務める元永拓が和楽器アドバイザーを務め、三味線演奏家・穂積大志が演奏で出演。読み手による形づくられる“芝居”とパフォーマンス、チェロ、三味線……それぞれがどのように融合し、絡みあうのか。新たな作品の“怪奇”に、心して震撼したい。本公演の