嵐の2018年は“5人で一緒にいた年”、来年も「より一緒にいるんだろうな」
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嵐
12月31日(月)にNHK総合ほかで放送される「第69回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが、本日12月29日に東京・NHKホールで行われている。この記事では嵐のコメントを紹介する。
今回10回目の紅白出場となる嵐。松本潤は「今年はキンプリ(King & Prince)が初めて出場するので、自分たちが初めて紅白に出たときのことを思い出します。初出場のときは中居くんが司会で、すごくフォローしてもらいました」と10年前を振り返った。彼らは今年の紅白のステージで「嵐×紅白スペシャルメドレー」を披露するにあたり、福島の飯舘村に取材に行ったことを明かす。松本は「避難場から村に戻った人たちがどういうふうに過ごしているのかお話を伺ってきたので、その皆さんのメッセージと共に自分たちの曲をお届けしたい」と思いを語った。
「今年1年はどういう年でしたか?」と記者陣に問われると、メンバーは一斉に大野智に視線を向ける。大野はメンバーを代表して「5人で一緒にいた年でした。デビュー日にみんなで集まったり。来年もツアーがあるから、より一緒にいるんだろうな。毎年会う回数が増えてます」と述べた。紅白の司会を務める櫻井翔は「さっきも運命的な出来事があったんですよ」と話を切り出し、先ほど司会のリハーサルがあり1人でエレベーターを降りたところ、向かい側からメンバー4人が歩いてきて、ばったり遭遇したことを説明。櫻井が「『司会だ!』って(メンバーに)隠し撮りされました」と明かすと、相葉は「司会のリハーサルが始まっちゃったら、なかなか会えないから……」と笑った。
囲み取材の最後にはメンバーが平成最後の紅白に懸ける思いを述べた。松本は「平成はたくさんの災害が起こり、今もがんばっている方々がいます。皆さんの今の気持ちを少しでも自分たちを通して知ってもらえたらなと思い、NHKさんに曲を選んでいただきました。未来に向かうパワーが伝わるようなステージになれば」とコメント。二宮が「嵐は10回目の出演なので、僕たちが紅白に携わっているのは平成30年の歴史のうち3分の1です。僕らは長く関わってきた時間よりも濃さで勝負していくしかないので、それが伝わればいいなと思います。あとは白組が勝って、翔さんに最後優勝旗を持ってもらって平成を締めくくられたら」と意気込むと、大野も「やっぱり勝ちたいですね」と口にした。相葉が「災害があった飯舘村で会った人たちの思いを感じながら、歌わせていただきます」と語ったあと、最後に櫻井が「飯舘村で取材させていただいた、うどん屋さんの女将さんが『明日の積み重ねでしか未来はない』とおっしゃっていました。ちょうど僕らが紅白でパフォーマンスする曲も“明日”がキーワードになっています。大変な思いをされている皆さんに、明日に向かうエールを送るようなパフォーマンスができたら」と述べ、囲み取材を終えた。