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横尾忠則のイラストレーションの総決算、『幻花』挿絵原画展に371点

2015.11.10
ニュース
アート

瀬戸内晴美『幻花』挿画 春灯(十)1974~75年 作家蔵

『横尾忠則 幻花幻想幻画譚』展が、12月12日から兵庫・神戸の横尾忠則現代美術館で開催される。

横尾忠則現代美術館の開館3周年を記念して行われる同展では、1974年から75年にかけて新聞に連載された瀬戸内寂聴こと瀬戸内晴美の時代小説『幻花』のために、横尾が描いた挿絵の原画全371点を展示。これらの原画は室町時代末期を舞台にした『幻花』に対して、ストーリーと関係のない現代的なモチーフや瀬戸内の肖像画が登場したり、原稿よりも挿絵の方が先に描かれることもあったという。同作品群について横尾は、自らの「イラストレーションの総決算」と語っている。
 

イベント情報

『横尾忠則 幻花幻想幻画譚』

2015年12月12日(土)~2016年3月27日(日)
会場:兵庫県 神戸 横尾忠則現代美術館
時間:10:00~18:00(金、土曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(3月21日は開館)、12月31日~1月15日、3月22日
料金:一般700円 大学生550円 高校生・65歳以上350円
※中学生以下無料
※障がいのある方とその介護者1名は当日料金の半額(65歳以上除く)