創立120周年を迎えた老舗クラシック・レーベル、ドイツ・グラモフォンが初めて女性指揮者と専属契約

2019.2.4
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クラシック

ミルガ・グラジニーテ=ティーラ (C)Andreas Hechenberger

リトアニア出身、1986年生まれの指揮者ミルガ=グラジニーテ=ティーラが、昨年創立120周年を迎えた老舗クラシック・レーベル、ドイツ・グラモフォンと長期専属契約を結び、新たな歴史を刻むこととなった。同レーベルはカラヤン、バーンスタイン、アバド、ブーレーズなど伝説的名指揮者が所属してきたクラシックの最高峰だ。

長らく男性がほとんどであった指揮者の世界も近年、才能ある女性の進出が目立ってきていたが、遂にクラシックのメインストリームともいえる名門レーベルも惚れ込む才能を持った女性指揮者が登場した。

ミルガ=グラジニーテ=ティーラは、リトアニア国立チョルリョーニス芸術学校、グラーツ芸術大学、チューリヒ音楽院、ライプツィヒ音楽院、ボローニャ音楽院に学び、ベルン歌劇場第1楽長、ザルツブルク州立劇場音楽監督、ロサンゼルス・フィルの副指揮者を経て、現在はバーミンガム市交響楽団の音楽監督を務める注目の指揮者だ。

彼女がドイツ・グラモフォンからリリースする新譜は、今年生誕100周年を迎えるポーランドの作曲家ミェチスワフ・ヴァインベルクの交響曲第21番《カディシュ》他の作品を、手兵であるバーミンガム市交響楽団と演奏したアルバムで、2019年5月発売の予定となっている。

リリース情報

■ドイツ・グラモフォン120周年記念サイト
https://www.universal-music.co.jp/classics/dg120/

■ドイツ・グラモフォン Spotifyプレイリスト
https://open.spotify.com/playlist/3mxMMwal6w5yNxwGZHbBGt

■ドイツ・グラモフォン Apple Musicプレイリスト