実写映画『パタリロ!』の劇場公開が決定 加藤諒・青木玄徳・佐奈宏紀ら舞台版のキャスト・スタッフ続投で製作
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映画『パタリロ!』 (C)魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会 2019
漫画『パタリロ!』の実写映画化作『劇場版パタリロ!』が6月28日(金)より劇場公開されることが決定した。
(C)魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会 2019
『パタリロ!』は、1978年から40年以上連載が続く、魔夜峰央原作のコミック。現在発売中の第100巻までのシリーズ累計発行部数が2,500万部を超える作品だ。バミューダ・トライアングルの真ん中に位置する架空の島国・マリネラ王国を舞台に、国王パタリロが側近のタマネギ部隊、英諜報機関MI6少佐バンコランや、その愛人マライヒらを巻きこんで起こす騒動を描く。これまでに二度舞台化されており、2016年12月には舞台『パタリロ!』が、2018年3月には舞台『パタリロ!』☆スターダスト計画☆が上演された。
(C)魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会 2019
実写映画『パタリロ!』では、舞台版と同じく加藤諒がパタリロ役で主演。また、バンコラン役の青木玄徳、マライヒ役の佐奈宏紀も舞台版から続投している。青木は昨年の強制わいせつ致傷容疑での逮捕、その後の不起訴を経て、今回の『劇場版パタリロ!』公開を迎える。
(C)魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会 2019
そのほか、タマネギ部隊の一員として須賀健太が出演。哀川翔、西岡德馬、鈴木砂羽、松村雄基、近江谷太朗、木下ほうかもキャストに名を連ねている。
(C)魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会 2019
(C)魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会 2019
(C)魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会 2019
メガホンをとるのは、舞台『パタリロ!』の演出も手がけた小林顕作氏。脚本を出演者でもある池田テツヒロが担当するほか、舞台版の主要スタッフ・キャストが映画版にそのまま参加している。
公開決定を受けた、原作者の魔夜峰央氏、小林監督、主演の加藤諒からのコメントは以下のとおり。
加藤諒(主演・パタリロ役)
加藤諒
こんなに作品に愛を注いだことは初めてなので、パタリロ役は他の人に演じてほしくないんです。舞台版がすごく楽しかったので、それを同じスタッフ、キャストで映画にすることができてさらに楽しかったです。コミックのファンの方も舞台のファンの方も、「パタリロ!」を観るのが初めての人も、誰にでも喜んでもらえる素敵な作品になっています。今回の映画では、舞台版にはなかったソロの挿入歌を初めて歌いますのでお楽しみに!!
魔夜峰央(原作者)
魔夜峰央氏
「パタリロ!」が映画化なんて感無量!舞台版の時から実写は不可能だと思っていたので、どうやって作るのか見当もつかなかった。一言で言うと、とにかく“全編ミスマッチ”。舞台をご覧になった方もご覧になっていない方も、何も考えずに観ていただきたい。頭を使わなくても、放っといても勝手に笑わせてくれますから。決して3人では観ないでください。その理由は…座席のことはよく分からないけど、4人以上で観たほうが楽しめると思うな(笑)。
小林顕作(監督)
小林顕作氏
観たこともない感じの映画に…するつもりはなかったけれど、結果的に考えてもみなかった映画になりました。スタッフが感情移入してくれて、舞台の空気感をそのまま“少しだけ映画寄り”にしてみました。「パタリロ!」の楽しみ方はたくさんありますが、応援上映の進化型のように映画館を楽しい場所にしたいですね。出来ることは何でもやりたいので、「試食コーナー」を作って、僕が毎日映画館の前でお客様をお待ちしています(笑)。
『劇場版パタリロ!』は6月28日(金)TOHOシネマズ 新宿ほか全国順次ロードショー。