エルヴィス・プレスリーの伝記映画を製作、辣腕マネージャー役はあの名優か?
※大手レコード会社の洋楽部門での豊富な経験を持つ筆者によるブログ「洋楽天国」提供記事をお届けします。
今度はプレスリーの伝記映画
エルヴィス・プレスリーの伝記映画が製作されると音楽業界誌『ビルボード』が伝えた。
映画『華麗なるギャツビー』のバズ・ラーマンが監督に起用される。エルヴィス・プレスリーを誰が演じるかはまだ決まっていないようだが、トム・ハンクスをエルヴィスのマネージャーだったパーカー大佐役で交渉中だという。
これを聞くだけで、エルヴィス・プレスリーの伝記映画というよりは、エルヴィス・プレスリーを操った稀代のマネージャーの映画になりそうだ。エルヴィスに歌わせるといって、プロ作家に書かせた曲をエルヴィス名にした。エルヴィスが海外公演をした事が無いのは、パーカー大佐がオランダ人でアメリカの市民権を持っていなかったという説もある。一癖二癖どころか100癖もあったマネージャーだった。最終的にはエルヴィスが稼いだ収入の50%をパーカーが取った。
いずれにせよ、音楽マネージャーがあらゆる手段を使ってスーパー・スターを育てていく映画になるだろう。日本以外では、マネージャーは優秀なプロデューサーでもある。