KUDANZ、活動再開へ「良い曲書けてます」

2015.11.13
ニュース
音楽

KUDANZ

腰痛治療に専念するために活動休止していたKUDANZのササキゲンが2016年2月より活動を再開することを発表した。

2014年いっぱいで活動を休止し、2015年2月に手術を受けたササキ。術後はリハビリを続けつつ、一般人としての生活を続けていた。復帰後のスケジュールについては、現時点でエリック・シェノーの日本ツアーへのゲスト出演と、山形・肘折温泉 肘折いでゆ館 ゆきんこホールで開催されるライブイベント「肘折国際音楽祭 2016」への参加が決定している。

なおKUDANZのオフィシャルサイトにはササキのコメントが掲載されており、この中で彼は「良い曲書けてます。そこは安心してください。休んでる間に書けてなかったら辞めてたと思う」とつづっている。今後の活動をファンは楽しみにしておこう。

ササキゲン(KUDANZ)コメント

昨年いっぱいで活動休止して、今年の二月に腰の手術をしてからリハビリ、仙台への引越し、お料理おじさん。
ミュージシャンとしてではなく、一人の人間として、できる限り丁寧に暮らしていました。
今まで見えなかったものが見えたり、見えてたものが見えなくなったりして。
現場に戻るのが怖いような億劫なような、仕事頑張って給料もらって、家族や知人大事にして、いつも心身共に健康でいる事。
そういうことの方が、僕にとってはよっぽど大事だなと思ったりして。
音楽から離れる事によって気づけた事はとても大きかったです。
それでも、誰に聞かせるでもない歌を書き溜めていたのは、やっぱり家族や待っていてくれる人達、未だ見ぬ誰かに聴いて欲しいという純粋な気持ちが絶えずあったので、その気持ちからは逃げられないんだなと思いました。
六年以上苦しんだ腰痛とも、お陰様でうまく折り合いがつきそうな感じです。
復帰はまだ少し先にはなりますが、ラスボスみたいな人達ばかりとの共演が続々と決まっています。
今は正直、死刑台に上がるような心持ちでしかないですが、やっぱりヒリヒリしたいです。
そういう場所で自分を知る事でしか成長していけない事は分かってるので、出来る限り骨折程度で済むように、受け身の練習と基礎体力の向上を図って参る所存です。
良い曲書けてます。そこは安心してください。休んでる間に書けてなかったら辞めてたと思う。
気長に待っててくれた皆様、本当にありがとうございます。
2016年を皆と良い年に出来るように、東北の地で冬支度、旅支度しております。
敬具
2015.11.10 KUDANZ ササキゲン

KUDANZ ライブスケジュール

Eric Chenaux Japan Tour 2016

2016年2月2日(火)京都府 UrBANGUILD
<出演者>
エリック・シェノー / KUDANZ

2016年2月3日(水)愛知県 K.D ハポン
<出演者>
エリック・シェノー / KUDANZ

2016年2月4日(木)東京都 渋谷7th FLOOR
<出演者>
エリック・シェノー / KUDANZ

肘折国際音楽祭 2016

2016年2月6日(土)山形県 肘折温泉 肘折いでゆ館 ゆきんこホール
<出演者>
友部正人 / エリック・シェノー / 曽我部恵一 / 七尾旅人 / KUDANZ / ROTH BART BARON