ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団初のドキュメンタリー映画公開
2015.11.22
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聴くものが、人生を重ねる時、音は初めて音楽になる
11月13日に日本での全公演を終えたオランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)。来年の1月にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団初のドキュメンタリー映画が公開される。
ウィーン・フィル、ベルリン・フィルと並ぶ世界三大オーケストラである、オランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。2013年に創立125周年を記念して、1年で50公演をおこなう世界一周のワールドツアーを敢行。この映画ではツアーの裏側に迫るだけでなく、アルゼンチンのタクシー運転手や南アフリカの貧困地域に暮らす黒人少女などコンサートで訪れた国の人々と楽団員が音楽を通して触れ合う様子も描かれている。多くの人との出会いから楽団員たちは限りない音楽の力を再発見していくのである。
監督は、過酷なバックグラウンドを背負いながらパリの街角や地下鉄構内で演奏する音楽家たちに焦点を当て1999年山形国際ドキュメンタリー映画祭審査員特別賞を受賞した「アンダーグラウンド・オーケストラ」をはじめ、数々のドキュメンタリーを手がけるエディ・ホニグマン。
映画のキャッチコピーは「聴くものが、人生を重ねる時、音は初めて音楽になる」。それぞれの音楽を感じに劇場へ行ってみてはいかがだろうか。
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