湯浅政明監督最新作『きみと、波にのれたら』 アヌシー国際アニメ映画祭で部門ノミネート決定

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2019.4.16
『きみと、波にのれたら』キービジュアル (C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

『きみと、波にのれたら』キービジュアル (C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

6月21日(金)より全国公開される湯浅政明監督の最新作『きみと、波にのれたら』が、今年6月にフランスで開催される【アヌシー国際アニメーション映画祭】(以下、アヌシー映画祭)の長編コンペティション部門にノミネートされたことが本日16日明らかになった。

『きみと、波にのれたら』は、小さな港町を舞台に、消防士の青年・港(みなと)とサーファーの大学生・ひな子との運命的な恋を描く少し不思議なラブストーリー。

『きみと、波にのれたら』予告編

本映画祭でノミネートされるのは今回が4度目(長編部門では2度目)となる湯浅監督は、2017年に『夜明け告げるルーのうた』でアヌシー映画祭長編部門・クリスタル賞(グランプリ)を受賞。1995年『平成狸合戦ぽんぽこ』以来実に22年ぶりの功績となった。

これまで日本作品でクリスタル賞(グランプリ)を受賞したのは、宮崎駿監督(『紅の豚』/93年)・高畑勲監督(『平成狸合戦ぽんぽこ/95年)・湯浅政明監督の3名のみ。今回のノミネートで、日本人監督初の2度目の受賞という快挙になるため、期待が寄せられている。

アヌシー映画祭は、現地時間6月10日(月)から5日間開催され、クリスタル賞(グランプリ)は最終日である15日(土)に発表される。

湯浅監督が受賞するか見守りたい。

『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国公開。

上映情報

『きみと、波にのれたら』
 
6月21日(金)より全国公開
 
【ストーリー】
小さな港町へ越してきたひな子は、サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、消防士の港(みなと)と偶然出会い、恋に落ちる。お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は溺れた人を助けようとして、海で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子。そんなある日、ひな子が二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中に港が現れる。「ずっとひな子のこと助けるって約束したろ?」死んだはずの港と再び会えたことを喜ぶひな子だが…。奇跡がもたらした二人の恋の行方は?そして、港が再び姿を見せた本当の目的とは?
 
監督:湯浅政明
脚本:吉田玲子 音楽:大島ミチル
出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、 川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎
主題歌: 「Brand New Story」GENERATIONS from EXILE TRIBE(rhythm zone)
アニメーション制作:サイエンスSARU
配給:東宝
(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
 

 

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