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ビルボード・アルバム・チャートが示す2019年4月の音楽セールス状況

2019.4.24
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音楽

 

※大手レコード会社の洋楽部門での豊富な経験を持つ筆者によるブログ「洋楽天国」提供記事をお届けします。

今週のビルボード・アルバム・チャート(2019年4月27日付)

BTSが初登場1位になった。カッコ内は前週。

1( -) BTS「Map of the Soul: Persona」 230,000枚
2( 2) ビリー・アイリッシュ「ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、
ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?」 98,000枚
3( 1) カリード「Free Spirit」 82,000枚
4( -) アンダーソン・パーク「Ventura」 55,000枚
5( 3) ニップジー・ハスル「Victory Lap」 46,000枚
6( 4) アリアナ・グランデ「Thank U, Next」 46,000枚
7( -) ビヨンセ「Homecoming: The Live Album」 38,000枚
8( 5) ジュース・ワールド「Death Race for Love」 34,000枚
9( 7) ポスト・マローン「ビアボングズ & ベントレーズ」 29,000枚
10(9) ア・ブギー・ウィット・ダ・フーディ「Hoodie SZN」 29,000枚

BTSの230,000枚のうち実物のCDと有料ダウンロードの合計が196,000枚。ストリーミングは少ない。2位は女性シンガー・ソングライターのビリー・アイリッシュ。ロサンゼルス出身の17歳。3位はラッパーのカリード。このサード・アルバムで初めてアルバム・チャートの1位になった。

4位のアンダーソン・パークは33歳のラッパー。今年のグラミー賞で「最優秀ラップ・パフォーマンス賞」に輝いた。5位のラッパー、ニップジー・ハスル(33歳)は3月31日、射殺された。6位のアリアナ・グランデは今週25日、カナダのエドモントンでコンサート。

7位のビヨンセは昨年(2018年)のコーチェラ・フェス10位は全てラッパー。

>>2019年4月18日「洋楽天国」より