ウッドストック50周年記念フェスティバル、やはり中止か?

2019.5.2
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※大手レコード会社の洋楽部門での豊富な経験を持つ筆者によるブログ「洋楽天国」提供記事をお届けします。

ウッドストック50周年記念フェスティバル、やはり中止か

月曜日(4月29日)、ウッドストック50周年記念フェスティバルの財政面でのパートナー、(ロンドンにある電通の子会社)電通イージス・ネットワークがプロジェクトから手を引くと発表した。欧米のメディアが伝えている。4月22日に販売予定だったはまだ宙に浮いたままだ。

今年(2019年)50周年を迎えるウッドストック・フェスティバル。1969年8月、ニューヨーク州サリバン郡ベセルウッズで開かれた。フェスティバルは40万人を動員する歴史的野外ロック・コンサートだった。ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリン等の圧巻なステージは伝説である。

1969年当時、フェスを仕切ったマイケル・ラングがベセルウッズとは150マイル離れたワトキンス・グレン・インターナショナル・スピードウェイでウッドストック50周年フェスティバルを開催すると発表。出演するアーティストとして、サンタナ、ジェイ・Z、イマジン・ドラゴンズ、マイリー・サイラス、キラーズ、ブラック・キーズ他が発表されていた。

電通イージス・ネットワークが手を引いたら、マイケル・ラングは他の財政を担当するパートナーを探すしかない。しかしフェス開催日まで4ヶ月を切った。

>>2019年5月1日「洋楽天国」より