竜星涼、オーディションをへて『トイ・ストーリー4』日本語吹替え版声優に決定 過去のアフレコと比較し「結構大変で、苦戦しました」

2019.5.15
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竜星涼(写真下) (C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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7月12日(金)公開の映画『トイ・ストーリー4』から、日本語吹替え版の声優として、俳優の竜星涼が出演することが決定した。

『トイ・ストーリー4』は、ディズニー/ピクサーの人気シリーズ『トイ・ストーリー』の最新作。これまでのシリーズ同様、ウッディ(トム・ハンクス)、バズ・ライトイヤー(ティム・アレン)が登場するほか、新たなキャラクター・フォーキーが物語のキーとなることや、19年ぶりに電気スタンドの羊飼い人形=ボー・ピープがシリーズ本格復帰を果たし、自分をゴミと認識するフォーキーや、モフモフのダッキー&バニーら新しいおもちゃが登場。ウッディは様々な出会いを経て、子供部屋の外の広い世界を知ることになる。


アニメーション作品の声優初挑戦となる竜星が演じるのは、新キャラのフォーキー。ウッディやバズたちの持ち主・ボニーが幼稚園の工作で作ったおもちゃだ。先割れスプーンやモールでできたフォーキーは、ボニーの今一番のお気に入りおもちゃだが、自分のことを“ゴミ”だと思っている。そんなフォーキーが「僕はおもちゃじゃない!」と言い捨て、逃げ出したことからウッディたちの新たな冒険がはじまるという。

竜星は、声優決定時の気持ちを、「本当に光栄だと思ったのですが、僕で大丈夫なのかなと思いましたし、とにかく本当にびっくりしました。僕自身が『トイ・ストーリー』と育ってきた世代なので信じられないですが、本当に嬉しかったです」とコメント。「シリーズの世界観や皆さんが出している声の雰囲気に注目して、全作を見直しました」と明かしている。また、アフレコについては「本当に難しかったです。ドラマや映画でモノローグ風のアフレコや、ヒーローものの戦闘シーンでアフレコを入れたことはあったのですが、そういったものとは別物でした。英語を聞きながら日本語を当てていくという過程に慣れるのが結構大変で、苦戦しました」と、『獣電戦隊キョウリュウジャー』などでの経験と比較しつつ、「僕みたいな新しい人間がシリーズに入っていくっていう上では、ぴったりなのかなって思いました!」と語る。

『トイ・ストーリー4』勢揃いビジュアル (C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

竜星の演技について、ウッディ役で共演した唐沢寿明は「難しい役をよくやるなあと思いました。僕が最初にやった時はこんなにできなかったから(笑)」と、賞賛。

また、ディズニーの担当者は、「フォーキーはおもちゃなのに自分のことをゴミだと思っている斬新でコミカルなキャラクターですが、ピュアな心を持っています。竜星さんはいつもドラマや映画で観るものを惹きつける存在感のある演技を見せていて、明るさやユーモアのセンスがありながらも、キャラクターの持つ未熟さやシリアスな場面での表現もできる方。彼ならみんなに愛されるフォーキーを演じてくれると思い、オーディションを受けていただきました。フォーキーはとても難しい役どころですが、その高い演技力で見事オーディションを突破されました!」と、起用までの経緯を明かしている。

『トイ・ストーリー4』は7月12日(金) 全国ロードショー。

作品情報

映画『トイ・ストーリー4』
原題:Toy Story 4
監督:ジョシュ・クーリー
製作:ジョナス・リヴェラ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
全米公開日:2019年6月21日
(C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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