佐野勇斗と平手友梨奈が「日本映画批評家大賞」新人男優賞&新人女優賞を受賞
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第28回日本映画批評家大賞授賞式の様子。
映画界を励ます目的のもと現役の映画批評家たちが選定する映画賞「第28回日本映画批評家大賞」の授賞式が本日5月30日に東京・スパイラルホールにて開催され、新人男優賞の佐野勇斗(M!LK)、新人女優賞の平手友梨奈(欅坂46)らが登壇した。
佐野は末次由紀のマンガを実写化した「ちはやふる -結び-」で筑波秋博役の演技が評価され、新人男優賞(南俊子賞)を獲得。マイクの前に立った佐野はトロフィーを握りしめながら「お芝居の仕事をして初めてこのような賞をいただけたので、この作品と筑波という役に出会えたことに幸せを感じています」と喜びを噛みしめる。同作で共演した広瀬すずら同世代のキャストの演技に刺激を受けたと明かし「同世代としてのプロ意識を感じるとともに、皆さんの素晴らしいお芝居の技術に肩を並べられるようにがんばりたいと思いました」と述懐。最後に「この賞をいただけたことを1つの自信とし、これからも多くの作品に出演させていただき、佐野勇斗という名前を日本中に轟かせることができるようがんばりたいと思います」と決意を新たにした。
映画初主演を務めた「響 -HIBIKI-」で新人女優賞(小森和子賞)に輝いた平手は、会場に向けて深々と頭を下げ登壇。「撮影から約1年経ったんですが、改めて関係者の方に感謝を伝えたいなと思いました。このたびは本当にありがとうございました」と語った。
このほか、佐野と同じく新人男優賞を受賞した「カメラを止めるな!」の濱津隆之、平手と同じく新人女優賞を受賞した「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の南沙良、新人監督賞を獲得した「少女邂逅」の枝優花も登壇し、受賞の喜びを語った。なお作品賞は鄭義信監督の「焼肉ドラゴン」、主演男優賞は「素敵なダイナマイトスキャンダル」の柄本佑、主演女優賞は「きみの鳥はうたえる」の石橋静河が受賞している。
第28回日本映画批評家大賞 受賞結果
作品賞
「焼肉ドラゴン」
監督賞
白石和彌「孤狼の血」
主演男優賞
柄本佑「素敵なダイナマイトスキャンダル」
主演女優賞
石橋静河「きみの鳥はうたえる」
助演男優賞
寛一郎「菊とギロチン」
助演女優賞
友近「嘘八百」
新人男優賞(南俊子賞)
佐野勇斗「ちはやふる -結び-」
濱津隆之「カメラを止めるな!」
新人女優賞(小森和子賞)
南沙良「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」
平手友梨奈「響 -HIBIKI-」
新人監督賞
枝優花「少女邂逅」
ドキュメンタリー賞
「TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)」
編集賞(浦岡敬一賞)
川瀬功「空飛ぶタイヤ」
特別賞(松永武賞)
TAMA映画フォーラム実行委員会
特別作品賞
「スティルライフオブメモリーズ」
特別新人賞
滝川広志(コロッケ)「ゆずりは」
シルバー賞
小川欽也
アニメーション作品賞
「若おかみは小学生!」