多彩な「謎」をルパンと共に解き明かせ！　リアル脱出ゲーム屈指の名作『ルパン三世 サンマリノ城からの脱出』が4年ぶりのリバイバル

先頃他界された人気マンガ家、モンキー・パンチが生み出した『ルパン三世』。最新アニメ『LIPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』も5月31日（金）に公開されるなど、1967年の誕生から半世紀以上経った今もワールドワイドな人気を誇る同作と、SCRAPの「リアル脱出ゲーム」のコラボレーション公演が、東京・新宿の東京ミステリーサーカスで絶賛開催中。それが2015年に開催されて好評を博した名作『ルパン三世 サンマリノ城からの脱出』のリバイバル公演だ。

様々な暗号と罠が仕掛けられ、世界中の泥棒達の間で難攻不落と噂されるサンマリノ城。そこに眠ると言われている秘宝「マリー・アントワネットの首飾り」を奪うべく犯行予告を出したルパン三世とその仲間達。だが、その首飾りを手に入れる為には、城内にそびえ立つ三つの塔の最上階に隠された暗号を解き明かす必要があり、その助っ人として呼び寄せられたのが新米泥棒のプレイヤー達だ。

早速城内に潜入したルパン達だが、仕掛けられた罠によって城内に閉じ込められてしまう。銭形が到着するまでのタイムリミットは一時間。それまでにプレイヤーは三つの塔に隠された謎を解き明かして、ルパン三世と共に首飾りを手に入れて脱出できるのか？

そんなストーリー設定でスタートする『サンマリノ城からの脱出』のキモは、多種多彩なパズルだ。ペーパークラフトを組み立てて再現する三つの塔や、罠を逃れるための暗号解読の鍵となる大量の問題、さらには会場内の調度品にも謎のヒントが隠されていたりと、押し寄せてくる謎と情報に最初はパニックになること確実。それを乗り切るために必要不可欠なのがチームの仲間同士の「絆」だ。それぞれが知恵を出しあったり、問題を各人で分けあって同時進行で解読していかないと制限時間内のクリアは至難の業。チームワークで謎に挑んで道を切り拓くという、リアル脱出ゲームならではの醍醐味をたっぷり味わえるシナリオなのだ。

 

それぞれの謎が複雑に絡み合う奥の深さや、実に『ルパン三世』らしいオリジナルストーリーなど、初公演の2015年に大絶賛されたのもうなずけるクオリティを堪能できる『サンマリノ城からの脱出』。7月21日（日）までとなる今回のリバイバル公演が、プレイできるラストチャンスなので、まだ未体験の人はぜひともルパン一味との大冒険を味わってみてほしい。

同時期に『ルパン三世』コラボ最新作となるリアル潜入ゲーム×ルパン三世「ノワール美術館 潜入作戦」も開催されているので、東京ミステリーサーカスで一日ルパン三昧というのも乙な遊び方かも？ もちろん、映画館でルパン鑑賞からのハシゴもありだ。

そしてゲーム終了後はグッズを記念に買ったり、フォトスポットで記念写真を楽しもう。