『スパイダーマン』トム・ホランド×『MIB』クリス・ヘムズワースの対談が実現 「いちばん好きな役者は?」「リアム・ヘムズワース」
左から、トム・ホランド、クリス・ヘムズワース
6月28日(金)に封切られる映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のトム・ホランドと、6月14日(金)封切られる映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』のクリス・ヘムズワース、ふたりの俳優による対談動画が公開された。
『スパイダーマン』シリーズは、2017年に『アベンジャーズ』などを中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界に合流。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は同シリーズの最新作にして、MCUの“フェイズ3”完結作にあたるという。本作では、前作『スパイダーマン:ホームカミング』のニューヨークから舞台をヨーロッパに移し、スパイダーマンことピーター・パーカー(トム・ホランド)が、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)やMJ(ゼンデイヤ)たちと2週間の夏休み旅行へ出かけ、S.H.I.E.L.D.の長官=ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)と出会うことに。そして、マルチバース(異世界)から来たという謎の男・ミステリオ/ベック(ジェイク・ギレンホール)と協力しながら、新たに迫る脅威に立ち向かう。
『メン・イン・ブラック』は、地球上に潜伏するエイリアンを監視・取り締まる秘密組織MIBエージェントの活躍を描いたSFアクション映画シリーズ。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、バリー・ソネンフィルド監督、ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ出演で3作品が制作・公開されてきた。最新作『メン・イン・ブラック:インターナショナル』では、『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンがエージェントとして登場。メガホンを『ワイルド・スピード ICE BREAK』F・ゲイリー・グレイ監督がとり、脚本を『アイアンマン』のマット・ホロウェイ&アート・マーカムが共同執筆する。
トム・ホランドとクリス・ヘムズワースの対談は、先日インドネシア・バリ島で行われた、両作のファン・イベントをきっかけに実現。ふたりは、『アベンジャーズ』シリーズなどのMCU作品や『白鯨との闘い』などで共演している仲だ。動画は、初対面をよそおう挨拶からスタート。「トム……ヒドルストン?」と、クリス・ヘムズワースがMCUで演じてきたソーの弟・ロキ役俳優の名前でトム・ホランドをけん制するなど、お互いが関わった作品で応酬。
さらにクリス・へムズワースは、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に「なぜ、ソーは出てこなかった?」と質問。これにトム・ホランドは「アベンジャーズの中心人物のキャラクターしか出られないんだ。ロバート・ダウニー・Jrの代わりになる人しか」と辛口のイジリ。さらに、『アベンジャーズ/エンドゲーム』時の激太り体型のソーに言及すると、クリス・ヘムズワースは「オスカーを意識してガタイを大きくしていたよ」「オスカーは確実だ。棚も作ったからね」と余裕を見せる一幕も。また、クリス・ヘムズワースの「世界中で1番好きな役者は誰?」との問いかけにも、トム・ホランドは「リアム・ヘムズワース。彼は素晴らしい」「ルーク・ヘムズワース」と兄弟の名前ばかりを出し、ついには「インディア・ヘムズワース。素晴らしい役者になると思う」とクリスの娘を挙げるなど、最後まで仲睦まじくイジリあっている。
『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は6月14日(金)日米同時公開/全国ロードショー。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)世界最速公開。