伊藤健太郎がトム・ホランドとともに『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』LAワールドプレミアに参加 

2019.6.27
レポート
アニメ/ゲーム
映画

左から、伊藤健太郎、トム・ホランド

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『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のワールドプレミアが、現地時間6月26日(日本時間6月27日)にロサンゼルスのチャイニーズ・シアターにて開催された。

イベントには、スパイダーマン/ピーター・パーカー役のトム・ホランド、ミステリオ/クエンティン・ベック役のジェイク・ギレンホール、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンらが登場。日本からは、アンバサダーの伊藤健太郎と、日本語吹替版でニック・フューリーの声優を務めた竹中直人が参加した。

『スパイダーマン』シリーズは、2017年に『アベンジャーズ』などを中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界に合流。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は同シリーズの最新作にして、MCUの“フェイズ3”完結作にあたるという。本作では、前作『スパイダーマン:ホームカミング』のニューヨークから舞台をヨーロッパに移し、スパイダーマンことピーター・パーカー(トム・ホランド)が、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)やMJ(ゼンデイヤ)たちと2週間の夏休み旅行へ出かけ、S.H.I.E.L.D.の長官=ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)と出会うことに。そして、異世界から来たという謎の男・ミステリオ(ジェイク・ギレンホール)と協力しながら、新たな脅威“エレメンタルズ”に立ち向かう。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ワールドプレミアのレッドカーペットでは、糸を放つ巨大なスパイダーマンのオブジェがお出迎え。また、会場前のハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムには、スパイダーマンのコスプレをしたファンたちや、ポスターやスマホを手にしたファンたちが集まり、あたりは熱狂と興奮に包まれた。

ワールドプレミアに人生で初めて参加した伊藤は、ハリウッドならではの豪華なレッドカーペットやファンの盛り上がりを目の当たりにして、「すごいテンション上がりますね!スパイダーマンファンなので、本物のスパイダーマンであるトム・ホランドや、サミュエル(・L・ジャクソン)とジェイク(・ギレンホール)に会えるのは、めちゃくちゃ楽しみです!!」と、興奮を抑えきれない様子。竹中は全身黒ずくめの服装に左目には眼帯を装着したニック・フューリーの出で立ちで登場し、「本物のキャストに会えるなんて最高!」と笑顔を見せた。サミュエルとの再会について聞かれると、「本人を目の当たりにするだけで満足です」とコメント。

左から、伊藤健太郎、竹中直人

主演のトム・ホランドが登場すると、ファンのボルテージも最高潮に。約800人のファンからの歓声を浴びながら、キャストたちはファンサービスを行った。そして、竹中が見守る中、伊藤はトム・ホランドとの対面に成功。伊藤が「今の気分は?」と声をかけると、トム・ホランドは「最高の気分だよ。でもちょっと圧倒されてるかな、正直なところ。ちょっぴり緊張しているよ。でも順調に進んでいるし、映画も世界中で観てもらえるし、すごくワクワクしている。すごく誇らしい作品だし、ソニーもマーベルもすごく誇らしく思っている。だからとにかく早く観てもらいたい」と、笑顔を見せた。

さらに、トムは「日本のみんなは僕がどのくらい日本を好きかわかっていると思うけど、日本の人も食も大好きだし、本当に素晴らしいところだから早くまた日本に行きたいよ」と、ラブコールも。「大傑作エンドゲームから続く映画で、フェーズ3の結末でもあり、フェーズ4の序章でもある。がっかりはさせないよ!」と、ファンへメッセージを送った。

新ヒーローのミステリオを演じたジェイク・ギレンホールは、「すごく光栄だったよ。この大きなユニバースの一部になることができて。彼ら(マーベル)は何年もかけて何本もの素晴らしい映画を作ってきた。今回の脚本のミステリオも素晴らしかったんだ。だから光栄だったよ」と、MCU作品に参加できた喜びを語った。さらに、MJ役のゼンデイヤは、背中が大きくあいたセクシーなドレスで登場。「たくさんの愛と応援をありがとう! この作品を楽しんでもらえることを心から願っています」とコメントした。

左から、竹中直人、サミュエル・L・ジャクソン

また、日本語吹替版でニック・フューリーの声をあてた竹中は、2012年8月の『アベンジャーズ』ジャパン・プレミア以来、7年ぶりにサミュエル・L・ジャクソンと再会。サミュエルは先に竹中に気付くと、笑顔で駆け寄り、熱いハグ。サミュエルは「また会えて嬉しいよ!元気だった?」と再会を喜び、竹中も「サミュエルに会えて良かった!」と満足げな表情で記念撮影を楽しんだ。

伊藤は、キャストらとともにいち早く本作を鑑賞。公開を待ち望む日本のファンへ「前作『ホームカミング』が好きだったので、すごく楽しく観させていただきました!『アベンジャーズ/エンドゲーム』から繋がっている部分もあり、アイアンマンがいない中でのピーターの葛藤が丁寧に描かれていました。あと、MJとのラブストーリーがすごく魅力的でした!」と興奮気味にコメント。好きなシーンを聞かれると「飛行機の中でスパイダーマンが自分のスーツを作るシーンがあるのですが、それを(アイアンマンの親友の)ハッピーが後ろから見て、どこかピーターがアイアンマンと重なっているように見えて微笑んでいるシーンが一番好きです!アイアンマンの後をこれからスパイダーマンが継いでいくのを彷彿とさせているようで、あれは是非、観てほしいです!」と熱く語った。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)世界最速公開。

 

作品情報

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
原題:Spider-Man:Far From Home) 
監督:ジョン・ワッツ(『スパイダーマン:ホームカミング』)
脚本:クリス・マッケナ & エリック・ソマーズ ■マーベル・コミック・ブック原作:スタン・リー and スティーヴ・ディッコ
製作:ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカル
キャスト:トム・ホランド、サミュエル・L・ジャクソン、ゼンデイヤ、コビー・スマルダーズ、ジョン・ファヴロー、J・B・スムーヴ、ジェイコブ・バタロン、マーティン・スター withマリサ・トメイ and ジェイク・ギレンホール