乙一監督のホラー『シライサン』がファンタジア国際映画祭に選出 10万人が来場する北米最大のジャンル映画祭
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(C)2020松竹株式会社
乙一監督のホラー映画『シライサン』が2020年1月10日(金)に公開されることが決定。また、同作がファンタジア国際映画祭に出品されることがわかった。
映画『シライサン』は、小説家・乙一こと安達寛高氏が監督・脚本を手掛ける映画。ジャンプ小説大賞を17歳の若さで受賞し、数多くの作品が映像化されてきた安達氏は、完全オリジナルの本作で長編監督デビューを果たす。『シライサン』で描かれるのは、「視線を逸らすと殺される」という怨霊“シライサン”の恐怖。“眼球が破裂した”不自然な状態で友人を亡くした大学生の端紀がシライサンの呪いに迫っていく物語だ。主人公の端紀を、本作で映画単独初主演を果たす飯豊まりえが演じ、同じく眼球破裂と心不全で弟を亡くす大学生・鈴木春男役で稲葉友が出演。そのほか、忍成修吾、谷村美月、染谷将太、江野沢愛美らがキャスティングされている。
『シライサン』が出品されるファンタジア国際映画祭は、会期中に10万人が来場するという、北米最大のジャンル映画祭。アジア・ヨーロッパ・北米の作品を中心に、ホラー・アクション・SF・ファンタジー・アニメなどの作品が多数上映される。過去には、日本から『川の底からこんにちは』(石井裕也監督)、『リアル鬼ごっこ』(園子温監督)、『カメラを止めるな!』(上田慎一郎監督)などが参加し、賞を受賞している。
『シライサン』は観客の人気投票による“Audience Award for Best Asian Film”の対象作品となり、7月17日(現地時間)に上映される予定。
主演の飯豊、監督の安藤寛高(乙一)氏のコメントは以下のとおり。
飯豊まりえ(瑞紀 役)
シライサンが出品されたと聞いてとても嬉しかったです。シライサンが世界の方々に知って頂けることを今からワクワクしております。
安達寛高/乙一(監督・脚本)
映画『シライサン』は、呪いをめぐる物語です。普通に暮らしていた者たちが、【シライさん】と呼ばれる存在に関わってしまったことで、次々と命を落としていきます。【シライさん】の呪いを回避するために、主人公たちは行動を起こします。はたして主人公たちは生きのこられるのでしょうか。僕がこの映画を作ることにしたのは、映画『リング』や映画『呪怨』が好きだったからです。人を次々と殺していく霊的な存在を創造し、観る人を怖がらせてみたいとおもいました。みなさんに、たのしんでいただけたら幸いです。
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また、新たな場面写真も公開されている。
『シライサン』は2020年1月10日(金)全国公開。