リーガルリリー、伊藤健太郎×玉城ティナ共演映画『惡の華』に主題歌を書き下ろし 挿入歌も担当&シングルリリースへ
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『惡の華』左から、伊藤健太郎、玉城ティナ (C)押見修造/講談社(C)2019映画『惡の華』製作委員会
9月27日(金)に封切られる映画『惡の華』の主題歌が、リーガルリリーの新曲「ハナヒカリ」に決定した。
『惡の華』は『別冊少年マガジン』(講談社)にて連載された、押見修造氏の漫画。ボードレールの詩集『悪の華』に憧れる少年を主人公に、鬱屈とした青春と行き場のない衝動を描く物語。2013年にはTVアニメ化、2016年には舞台化もされた。初の実写映画化となる『惡の華』では、『片腕マシンガール』『覚悟はいいかそこの女子。』などの井口昇監督がメガホンをとり、脚本をアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『心が叫びたがってるんだ。』の岡田麿里氏が手がける。
主人公・春日高男を演じるのは、『デメキン』やドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)などの伊藤健太郎。春日に執拗につきまとう仲村役で『わたしにXXしなさい!』の玉城ティナ、春日が片思いするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役で、雑誌『ニコラ』15歳のモデル・秋田汐梨が出演。飯豊まりえが、高校時代に春日と交流を深める常磐文を演じる。
リーガルリリー
リーガルリリーが初めて映画に提供する主題歌「ハナヒカリ」は、書き下ろしの新曲。元々原作者・押見修造氏の大ファンあるVo.Gt.のたかはしほのかは、コミックを初めて読んだ時の衝撃を大事にしつつ楽曲を制作したという。
なお、挿入歌としてリーガルリリーの1stミニアルバム『the Post』収録の再録版となる「魔女」が使用されていることも明らかに。「魔女」は、たかはしが『惡の華』を読んでいた高校生の時期に制作した楽曲。映画公開週の9月25日(水)には、「ハナヒカリ」と「魔女」を収録した1st シングル「ハナヒカリ」がリリースされることも決まっている。
リーガルリリー・たかはしほのかのコメントは以下のとおり。
たかはしほのか(リーガルリリー Vo.Gt.)
「惡の華」は、高校生の時に何度も読み返した漫画の1つで、当時の、自分が宝物にしていた記憶が映画の中でも感じられました。役者さんも、まるで漫画の中の行間も表現するように、自然な雰囲気をまとっていました。とても素晴らしい作品でした。
挿入歌「魔女」は、高校生の頃、「惡の華」をよく手にとっていた頃に作りました。私の内なる爆発物は、音楽にすることによって、叫んでもだれにも怒られません。映画チームの方がこの曲を気に入ってくれて、この話をいただいたので、とても嬉しかったです。偶然は素敵なものです。作品と、監督、役者、この曲の全ての爆発が交わるシーンは、とても素敵なものでした。
主題歌には「ハナヒカリ」という曲を書き下ろしました。高校生から4年ほど経ちましたが、爆発は、形を変えて、音にすると、かなしみといらだちを行ったり来たりするだけになりました。なぜ、そこで爆発できないのかというと、もうだれも守ってくれないからです。次は自分が誰かを守るようになるのです。そういうことを思って書きました。
リーガルリリー Vo.Gt.たかはしほのか
『惡の華』は9月27日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。