三宅弘城扮する完璧な執事が帰ってきた! 雪山を舞台に恋模様を描く、シリーズ第5弾『鎌塚氏、舞い散る』の上演決定 

2019.7.11
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舞台

(左から)三宅弘城、ともさかりえ、片桐仁、大空ゆうひ

2019年11月22日(金)~12月11日(水)本多劇場を皮切りに、大阪・島根・石川・宮城・愛知などでM&Oplaysプロデュース『鎌塚氏、舞い散る』が上演されることが決定した。

2011年『鎌塚氏、放り投げる』で始まった「鎌塚氏シリーズ」。演劇では珍しいシリーズものの人気公演として、2017年に『鎌塚氏、腹におさめる』で4度目の上演を果たした。そして今回、シリーズ第5弾として本作品が企画された。いつもは夏に上演されることが多いシリーズの中で、初めて冬に上演する。

雪のたよりもチラホラ聞こえる、クリスマスシーズンに贈る第5弾では、雪山を舞台に、女主人(大空ゆうひ)に仕えるアカシ(三宅弘城)と、パートナーであるケシキ(ともさかりえ)の恋の行方が描かれる。第1弾から参加のオリジナルメンバー(片桐仁広岡由里子玉置孝匡)に加え、シリーズ初参加となる小柳友岡本あずさ大空ゆうひなど豪華なゲスト陣を迎えて贈る賑やかなコメディー。いつも通りの笑いの要素に加え、クリスマスらしいロマンティックな展開も。アカシの新しい出発が描かれる本公演に期待しよう。

作・演出:倉持裕 コメント

地道に続けて来て、気付けば『鎌塚シリーズ』も5作目です。これは節目と言えるでしょう。そんなわけで、1作目から続く鎌塚アカシと上見ケシキの、相思相愛ながら一向に発展しない恋も、ひとつの節目を迎えそうです。
他に特筆すべきは、シリーズ中初の「冬公演」だということです。そこで、深く考えず、雪山を舞台に選びました。アカシにスキー板を履かせて、ゲレンデを滑走してもらおうと思います。なんだかちょっと007シリーズみたいになってきました。

主演:三宅弘城 コメント

2011年に鎌塚シリーズが始まり、今回でついに5作目を迎えることになりました。前作『〜腹におさめる』から2年、完璧なる執事鎌塚アカシが帰って参ります。そしてシリーズ始まって以来、初めて舞台は冬。相変わらずアカシは頑固な堅物なのか、それとも少しは柔らかくなったのか。僕自身、アカシを演じられることをすごく楽しみにしています。今までご覧になったことのある方もない方もお楽しみ頂けると思います。劇場でお会いましょう。

【物語】
貴族制度が続いている世界の現代の日本。
『完璧なる執事』として名高い鎌塚アカシ(三宅弘城)は今、名家・北三条伯爵家の女主人マヤコ(大空ゆうひ)の従者として雪山の別荘に来ていた。
昨年夫を亡くしたばかりのマヤコはこの別荘で毎晩のようにパーティーを開いていた。アカシの下には、若い女中・円子ミア(岡本あずさ)がいたが、この女中がまるで働かず、注意すればパワハラだと騒ぎ立て、アカシも困っていた。そんな中、アカシは買出しに出かけた街中で偶然、上見ケシキ(ともさかりえ)に再会、ケシキは急遽、北三条家に雇われることに。優秀なケシキの働きぶりで、落ち着きを取り戻す北三条家。
そこへリゾート開発のためにマヤコの土地と別荘を手に入れようとする堂田男爵夫妻(片桐仁、広岡由里子)が訪れる。そして、彼らは佐双ヨウセイ(小柳友)という若い執事を伴っていた。ヨウセイは、どうやらケシキに好意を持っている様子。スーパールーキーの登場に内心焦りを覚えるアカシ。不安をかかえたアカシはゲレンデをさまよい、そこで元々堂田家に仕えていた宇佐スミキチ(玉置孝匡)に再会する。スミキチは、どうやら自分をクビにした堂田夫妻に恨みを持っているようだ。
折も折、別荘を猛吹雪が襲い、マヤコが行方不明となる。アカシ、ケシキ、ミアが捜索に出発、堂田夫妻とヨウセイも捜索隊を編成するが……。マヤコの隠された過去の事情が明らかになる一方で、ケシキはアカシとヨウセイの間で揺れている。
その時、一行の耳に聞いたこともない地鳴りが……。アカシ「ご覧なさい! 雪崩でございます……!」

 

公演情報

M&Oplaysプロデュース
『鎌塚氏、舞い散る』

作・演出:倉持裕
出演:三宅弘城、ともさかりえ、片桐仁、小柳友、広岡由里子、玉置孝匡、岡本あずさ、大空ゆうひ

日程:2019年11月22日(金)~12月11日(水)
会場:本多劇場
※他、大阪・島根・石川・宮城・愛知公演あり
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