オシリペンペンズ×豊田和志の写真展『Sign』 ライブ&トークも
-
ポスト -
シェア - 送る
撮影:豊田和志
オシリペンペンズと豊田和志の写真展『Sign』が、7月29日から東京・阿佐ヶ谷のRojiで開催される。
写真家・豊田和志と今年で結成20周年を迎えるオシリペンペンズ。同展では、2018年の秋に出会って以降、豊田がこれまで撮影してきたオシリペンペンズのライブ写真を展示する。
8月3日には記念イベント『ライブ&トーク in Roji』を開催。オシリペンペンズによるアコースティックライブや、オシリペンペンズと豊田によるトークが行なわれる。定員は25名。
石井モタコ(オシリペンペンズ)のコメント
オシリペンペンズボーカルの石井モタコです。
写真展をしようと思った経緯を話します。ペンペンズは結成して今年で20年目を迎えました。「人に好かれる様なことはするな」と言い合いながら活動してきたのもあって、改めて自分のライブを写真や映像で見直すということが嫌で嫌でたまらない時期が長く続きました。そんな折、2018年秋に写真家の豊田和志氏と出会い「ペンペンズの写真を撮りたい」という申し出がありました。自分が10キロ減のダイエットに成功した時期でもあったので「今ならいいかも」と思い快諾したのです。豊田氏は根気強く付き合ってくれました。正直、地獄みたいなライブの日もありました。無償で大阪までも来てくれました。豊田さんが撮ったうちらの写真を見て思ったのは「豊田さんはペンペンズをアーティストとしてしっかりと扱ってくれてはる」ということです。近すぎず、遠すぎず。「飯の写真は飯を喰って味を感じてからは撮れない、皿を写すしかない」という歌の詞を思いつきました。
そんな人が近くにいるのを感じれるので、ライブに対しても「もっとストイックにせな」と思えるようになったのです。仲間はメンバーしかおらんと思ってたけどそんなことなかった、と改めて思い直しました。それは長いことやったこと込みでわかったんやと思います。
豊田さんはライブごとに写真をメールで送ってくれます。それらを自分らだけで見るのもいいけどちゃんとした形で多くの人にも見せたいと思うようになりました。それで写真展ってなったのです。
そんなんで写真を見て「こいつらもちょっとの角度でちゃう見え方があるかも」って思わせれたらあなたにとって今年はスカム元年やと思います。写真から音楽を感じる!何かが聴こえる!とかそういう妖精的なことが僕は大嫌いです。期間中に俺も自分のことちゃんと見れたらそれはなんかの成長です。あなたも豊田さんの写真を通してなんかあれば。無くても風が通りすぎたと思ってもらえれば。豊田和志のコメント
とがり続ければなにかに刺さる。
19歳の僕に、33歳の僕に、ペンペンズは突き刺さった。