ときど、梅原も大興奮! カプコンキャラのカードバトルゲーム「TEPPEN」が日本で始動!

2019.8.9
レポート
アニメ/ゲーム

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スマートフォン向けカードバトルゲーム「TEPPEN」の発表会「TEPPEN Asia Japan Premiere」が8月8日に都内で開催され、同タイトルの最新情報が明かされると共に、人気eスポーツプレイヤーの梅原大吾選手、ときど選手らによるエキシビジョンマッチも行われた。

「TEPPEN」は、ガンホー・オンライン・エンターテイメントとカプコンがタッグを組んで開発したスマートフォン向けゲームアプリ。「ストリートファイターシリーズ」のリュウやチュンリー、「ロックマンXシリーズ」のエックスなど、カプコンが誇る人気キャラクターたちを駆使して、カードゲームならではの思考力を問われるターン制バトルと、一瞬の判断力がカギを握るリアルタイムストラテジー、迫力満点のアクションが三位一体で楽しめる「アルティメットカードバトルゲーム」となっている。

日本よりも一足早く、7月4日には北米・欧州(アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア)でリリーススタート。すると瞬く間に人気に火が付き、100万ダウンロードを突破。今回の発表会では、8月8日から、日本を含む11のアジアにおける国と地域(韓国、台湾、香港、マカオ、マレーシア、フィリピン、タイ、シンガポール、インドネシア、オーストラリア)で配信開始されることが明かされた。

「TEPPEN」のプロデューサーを務める森下一喜氏は「今までにないカードゲームを作りたかった」と製作意図を述べ、同じくプロデューサーの辻本良三氏は「これまでカードゲームに親しんできた人にもそうでない人にも、気に入っていただけるようなゲームシステムになった」と、その出来栄えに自信をのぞかせた。

森下一喜氏

そんな両プロデューサーは、常日頃から自分たちの開発した同タイトルで対戦を繰り返しているらしく、この場を借りてデモンストレーション的に一戦交えることに。

結果は、辻本氏の勝利。「策に溺れたかな……」と悔しさを滲ませる森下氏に対して、辻本氏は「昨日これ以外の仕事はせずに、ほとんどデッキ組んでました」とニヤリと笑い、「いや、仕事しようよ(笑)」とツッコまれていた。

その後、梅原選手、ときど選手、さらには、中華系アメリカ人の世界的プロゲーマー・ジャスティン・ウォン選手が登場し、3名によるエキシビジョンマッチが行われることになった。

梅原選手、ときど選手、ジャスティン・ウォン選手

最初の試合は、梅原選手vsときど選手による日本人対決。対戦前の意気込みを聞かれると梅原選手は「かなりやり込んできたので、イケるんじゃないかと思います」と自信満々。一方のときど選手は「ワクワクしています!」と高揚感をあらわにした。

激戦の末に勝利したのは、ときど選手。このまま勢いに乗って連勝するかと思いきや、次に対戦したウォン選手に惜しくも敗戦。試合後には「一回大きなミスやっちゃいましたね。それが後半まで響きました」と悔しそうな表情に。結局、続く梅原選手も敗れたため、2勝を収めたウォン選手の優勝となった。

エキシビションマッチを終えて感想を求められると、ときど選手は「悔しい思いをしているので、これからやり込んで上達していきたいです」としつつ、TEPPENについては「長く続けていきたいタイトル」と好感触な様子。梅原も「ジャスティンに追いつくためにこれからも練習していきます」と意気込みを語り、「単純にカプコンのキャラが好きなので、楽しめました」と笑顔で述べていた。

こうして、華々しく日本における初お披露目の日を終えた「TEPPEN」。今後の予定としては、8月11日~17日にテレ朝夏祭り内に設置されるRAGEモバイルeスポーツブースと、9月12日~15日に開催される「TOKYO GAME SHOW」への出展が決まっており、加えて、日本円にして賞金5000万円をかけて争う「World Championship」の開催も決定している。

そしてこの日、プレイヤーが操作するキャラクター通称「ヒーロー」の中に、新しくバイオハザードの登場人物「ジル・バレンタイン」が仲間入りするというサプライズも。加速度的に次の展開が決まっていく「TEPPEN」に、これからも目が離せなくなりそうだ。