フランス版実写映画『シティーハンター』日本公開が決定 サブタイトルは「THE MOVIE 史上最香のミッション」
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(C)AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMS
映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(原題:NICKY LARSON et le parfum de Cupidon)が11月に日本で劇場公開されることが決定した。
『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は、1985年に『週刊少年ジャンプ』で連載をスタートした北条司氏の漫画『シティーハンター』の実写映画化作品。原作の映像化としては、1987年にテレビアニメの放送がスタートし、シリーズ全140話、スペシャル作品3作、劇場版3作が製作された。また、1999年のTVスペシャルから20年ぶりとなるアニメ映画『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』が2019年年2月8日に公開され、興収15億超えのヒットを記録している。
フランスでは、アニメ『シティーハンター』は、エンタメ番組『クラブ・ドロテ』(1987-97)中で『NICKY LARSON(ニッキー・ラーソン)』のタイトルで放送。今回のフランス版の実写作品で監督&主演を務めたフィリップ・ラショーは小学生のときに、同番組を観て、「シティーハンター」と「ドラゴンボールZ」を大好きになったという。ラショー監督は、企画書・プロットに直筆の手紙を添え、北条司氏の事務所に送付。そのプロットを北条氏が気に入り、その後、脚本を携えラショー監督が来日、映画化の許諾を得たとのこと。北条氏は、パリで開かれたコミコンでの公開前トークイベントにも参加している。なお、本国フランスで2月に公開された同作は、封切から2週間で観客動員100万人を突破。今回の日本公開を迎えている。
日本での公開決定を受け、ラショー監督は「ようやく日本の権利元と連絡がつき、18ヶ月かけて書いた脚本を持って北条先生に会いに行き、その48時間後にOKがでたんだ。北条先生から、脚本が原作に忠実で、このストーリーは原作にも入れたかったと言ってもらった。最高の褒め言葉で、天にも昇る気持ちだったよ!その時のことを考えると、こんなにも早く日本の皆さんに観てもらえる日がやってくるなんて!お手柔らかに!」とコメント。
北条司氏は、「今年(2019年)は、シティーハンターの劇場アニメ版公開からはじまり、このフランス版の日本公開で締めくくることができ、まさに“シティーハンターイヤー”となりました。大変うれしく思います。監督の愛が詰まった、ワクワク、ドキドキするアクションコメディ映画となっています。シティーハンターを応援してくれる方には是非ご覧いただきたいです」とメッセージを寄せている。
公開された特報映像では、アニメ版でもおなじみのTM NETWORKによる「Get Wild」をバックに獠=ニッキー・ラーソンと香=ローラの姿が映し出されている。
『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は11月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。